2024年 | 初のブンデスリーガ制覇

レヴァークーゼンの2024年奇跡——アロンソが終わらせた「呪い」

2025年4月約7分
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Hara Tech 編集部

欧州サッカー専門メディア「ultrasrei.com」編集部。プレミアリーグ・ラ・リーガ・セリエAを中心に、戦術・歴史・選手考察を発信。

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「ネヴァークーゼン(絶対に優勝できないクラブ)」と揶揄されてきたバイエル・レヴァークーゼンが、2023-24シーズンに創立120年目にして初のブンデスリーガ優勝を達成した。シャビ・アロンソ監督が作り上げた無敗優勝と51試合無敗記録は欧州の歴史的快挙だ。

「ネヴァークーゼン」の呪いの歴史

レヴァークーゼンは過去にブンデスリーガ準優勝3回、DFBポカール(ドイツカップ)準優勝、CL準優勝と、すべての主要タイトルで決勝の壁に阻まれてきた。特に2002年の「三冠ならぬ三準優勝」は伝説となり、「ネヴァークーゼン」というあだ名の由来となった。

2023-24シーズン、その呪いが解ける。

アロンソのサッカー哲学と無敗記録

シャビ・アロンソは現役時代レアル・マドリードとバイエルンでプレーした元スペイン代表MF。監督としての経験は短かったが、コーチング能力の高さをすぐに証明した。

リーグ戦34試合を一度も負けることなく優勝(28勝6分0敗)。さらにDFBポカールでも決勝進出(優勝は逃したがCLも16強)し、欧州全体で51試合無敗という驚異的な記録を樹立した。ヴィルツ、フリンポン、グラニット・シャカらが輝いたシーズンだった。