1970年 | W杯史上最高のゴール

カルロス・アルベルト——「完璧なゴール」を決めた右SBの伝説

2025年4月約7分
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Hara Tech 編集部

欧州サッカー専門メディア「ultrasrei.com」編集部。プレミアリーグ・ラ・リーガ・セリエAを中心に、戦術・歴史・選手考察を発信。

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1970年W杯決勝でブラジルのカルロス・アルベルトが決めた4点目は、「W杯史上最高のゴール」として広く認められている。完璧なコンビネーションプレーから右SBがゴール前に飛び込み、強烈なシュートでネットを揺らした——あの瞬間はサッカーの「詩」だ。

9人のブラジル人がゴールに関わった「芸術」

1970年W杯決勝(対イタリア)の終盤、ブラジルは4-1でリードしていた。ペレが右サイドにボールを出すと、そこから短いパスの連続が始まった。クレルソン、ペレ、ジェルソン、リベリーノ、トスタン——5人以上がボールを触り、最後に右SBのカルロス・アルベルトがゴール前に飛び込み、強烈なシュートを叩き込んだ。

この一連のプレーはほぼ「完璧なサッカー」として語り継がれている。

キャプテンとして「最強ブラジル」を象徴

カルロス・アルベルトはキャプテンとして1970年のブラジル代表を率いた。ペレ、ジャイルジーニョ、トスタン、リベリーノという「神様たち」を束ねる役割を果たした。

右SBがここまでチームの象徴的存在となることは珍しい。しかし彼のリーダーシップと攻撃参加の積極性は、現代の「攻撃的SB」の先祖と言えるかもしれない。