2012〜2020年 | イタリアの至上権
ユベントス9連覇の時代——セリエAを支配した「老婦人」の覇権
2025年4月約7分
2012年から2020年にかけてユベントスはセリエA9連覇という前例のない記録を達成した。ピルロ、ビダル、ポグバ、アッレグリ監督らが時代ごとにチームを支え、CL決勝にも2度進出。イタリアサッカーの歴史において最も支配的な時代。
コンテ監督の就任と再建
2012年のスクデット奪還はアントニオ・コンテ監督の下で始まった。徹底した守備組織と、ピルロの加入(無料移籍)がチームを劇的に変えた。ピルロはミランでの全盛期を過ぎていたが、コンテの信頼のもとで復活し、セリエA随一の選手として君臨した。
ビダル、マルキジオ、ポグバという中盤陣は欧州最高水準の三角形を形成した。
ロナウド獲得という賭け
2018年、ユベントスはクリスティアーノ・ロナウドを1億ユーロ超で獲得。CL奪取を目標とした野心的な補強だったが、CLでは期待通りの結果を残せず(準々決勝・準決勝で敗退)、2021年にロナウドはマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した。
ロナウド在籍3年間もスクデットは獲得できたが、CLの壁は高かった。9連覇という偉業は、それ自体でイタリアサッカー史に永遠に刻まれている。