2014〜2020年 | MSNの頂点

ルイス・スアレス——バルセロナで爆発した「ウルグアイの牙」

2025年4月約7分
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Hara Tech 編集部

欧州サッカー専門メディア「ultrasrei.com」編集部。プレミアリーグ・ラ・リーガ・セリエAを中心に、戦術・歴史・選手考察を発信。

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ルイス・スアレスは2014年にバルセロナへ移籍し、メッシ・ネイマールとの「MSN」の一角として2015年に欧州三冠を達成した。物議を醸すキャラクターと圧倒的な得点力——愛憎半ばする「牙のFW」の物語。

MSNで三冠——195ゴールという奇跡

2014-15シーズン、メッシ・スアレス・ネイマールの3人は全大会合計195ゴールを記録した。これは現代サッカーで単一チームの3人のFWが1シーズンに達成した最多ゴール数として記録されている。

スアレスはバルセロナ加入初年度から41ゴールを記録し、すぐにMSNの「第3の男」ではなく、完全に対等な「3人のうちの一人」として認められた。

噛み付き事件から献身のFWへ

スアレスは過去に複数の「噛み付き事件」で批判を受けた選手だ。2014年W杯でのキエッリーニへの行為はバルセロナ移籍直前の出来事だったが、バルサは獲得を断念しなかった。

バルセロナでは問題行動もなく、純粋に得点マシンとして機能した。ウルグアイ代表のキャプテンとしても数十ゴールを記録し、コパ・アメリカでも活躍した。「問題児」というレッテルを超えた選手としての実力は本物だ。