2010年代〜2020年代 | 巨漢FWの軌跡

ロメル・ルカク——ベルギー史上最多得点者の波乱万丈人生

2025年4月約7分
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Hara Tech 編集部

欧州サッカー専門メディア「ultrasrei.com」編集部。プレミアリーグ・ラ・リーガ・セリエAを中心に、戦術・歴史・選手考察を発信。

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ロメル・ルカクはベルギー代表史上最多得点記録保持者。マンチェスター・ユナイテッド、インテル・ミラノ、チェルシーと欧州トップクラブを渡り歩いた。インテルでのセリエA優勝は彼のキャリア最大の輝きだった。

インテルでの復活——コンテとの共鳴

チェルシーとユナイテッドでは環境に恵まれなかったルカクだが、2019年のインテル移籍でアントニオ・コンテのもとに活躍の場を得た。193cmの巨体と爆発的なスピードを組み合わせた独特のストライカースタイルがコンテの戦術にフィットした。

2020-21シーズン、インテルはセリエA優勝(スクデット)。ルカクは24ゴールを記録し、コンテ体制の中心選手として輝いた。

代表での記録と波乱のクラブキャリア

ベルギー代表では70ゴール以上を記録し、国内最多得点者として歴史に名を刻んだ。チームメイトのデ・ブライネ、アザールが評価される中、ルカクの存在も黄金世代には不可欠だった。

チェルシーへの再加入では失敗に終わり、インテルへの再ローンと出戻りを繰り返した。しかしその得点力は本物であり、コンテのような相性の良い監督のもとでは常に結果を出せる選手だ。