MARCA2026年7月10日 18:43
モウリーニョ、ベンフィカへ最後の挨拶
【速報】ジョゼ・モウリーニョが、レアル・マドリー新監督としてマドリー入りする直前、リスボンのウンベルト・デルガード空港で目撃されたと、スペイン紙『MARCA』が報じました。
現地メディアCNNおよびSport TVの取材に応じたモウリーニョは、かつて自身が指揮を執ったベンフィカのファンに向けたメッセージを求められました。
すると、持ち味である皮肉と余裕を交えた口調でこう答えたということです。
「ベンフィカのファンに向けて? 彼らにはマルケスへ行ってもらいたい、私も一緒に行くから」。
短いながらも実に彼らしい一言で、その場にいた記者たちを苦笑させたようです。
この発言における「マルケス」とは、リスボン中心部に位置する主要なロータリー、マルケス・デ・ポンバル広場を指します。
『MARCA』によると、同広場はベンフィカのサポーターがタイトル獲得時に集まり祝賀を行う場所として知られており、クラブの歴史において特別な意味を持つ地点だということです。
つまりモウリーニョは、ベンフィカのファンに対して「タイトルを取ってその広場に集まれ、私もそこに立つつもりだから」というニュアンスの、いかにも自信家らしいメッセージを送った形になります。
わずか一言のコメントでありながら、優勝を前提に語るその物言いには、指揮官としての強い自信が表れていると言えます。
空港での短いやり取りは、レアル・マドリーへの新体制発足を控えたタイミングでのものであり、ポルトガル出身の指揮官がリスボンを離れ、マドリーへ向かう節目を象徴する一場面として、現地メディアの注目を集めました。
『MARCA』は今回のコメントについて、モウリーニョらしい強気な姿勢と、故郷ポルトガルへの独特な愛着が同時に表れたエピソードとして紹介しています。
新天地マドリーへの出発を目前にした空港での短い質疑応答の中にも、勝負師としての矜持と、かつて自身を育んだクラブへの複雑な感情がにじむ内容となりました。
CNNとSport TVという現地メディア二局が同時に取材に入っていたことも、ポルトガル本国におけるこの人事移動への関心の高さを物語っています。
ベンフィカというクラブとの縁を踏まえた上でのこの発言は、単なる別れの挨拶ではなく、次なる舞台での成功を予告するかのような響きを持っていたと言えるでしょう。