2010年代〜2020年代 | 最強の「無冠」世代

ベルギー黄金世代——世界ランク1位でも掴めなかったトロフィー

2025年3月約7分
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Hara Tech 編集部

欧州サッカー専門メディア「ultrasrei.com」編集部。プレミアリーグ・ラ・リーガ・セリエAを中心に、戦術・歴史・選手考察を発信。

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デ・ブライネ、ルカク、アザール、クルトワ、コンパニー——これほど才能が集結したベルギー代表は史上類を見ない。FIFAランキング世界1位に立ちながら、主要タイトルを一度も獲得できなかった「呪われた黄金世代」の物語。

2018年W杯——最も輝いた瞬間

ロシアW杯でベルギーは3位を獲得。準々決勝でブラジルを2-1で撃破した試合は、この世代の最高のパフォーマンスだった。デ・ブライネの先制アシスト、シャドリの決勝点——チームとして完璧に機能した90分間だった。

しかし準決勝ではフランスに0-1で敗退。その後フランスは優勝し、ベルギーの夢は終わった。

才能があっても勝てない理由

ベルギー黄金世代の悲劇は、個人の才能とチームとしての結束が必ずしも比例しないことを示している。内部対立の報道も絶えず、監督との関係も複雑だった。

アザールはケガに悩まされ、ルカクはチームとの確執が報道され、チームとして最高潮に達したことは一度もなかった。それぞれが欧州のトップクラブで個人として成功しながら、代表での集大成は叶わなかった。