2000年代〜2010年代 | エル・グアヘの伝説
ダビド・ビジャ——スペイン歴代最多得点者が歩んだ栄光の道
2025年5月約7分
ダビド・ビジャはスペイン代表歴代最多得点記録(59ゴール)を保持し、EURO2008・W杯2010の連続優勝に大きく貢献した。バレンシア、バルセロナ、アトレティコを渡り歩いた「エル・グアヘ(兄貴)」の物語。
炭鉱の街から欧州の頂点へ
ビジャはスペイン北部アストゥリアスの炭鉱の町・トゥイジャ出身。幼少期に足を骨折し長期間リハビリを余儀なくされたが、左右両足で正確なシュートを打てる選手へと成長した。バレンシアCFで才能を開花させ、2004年からスペイン代表に定着した。
バレンシア時代の6年間で196試合98ゴールという驚異的な数字を残し、ラ・リーガを代表するFWとしての地位を確立した。
2010年W杯——スペイン優勝の最大の立役者
南アフリカW杯でビジャはグループリーグから決勝トーナメントまで5ゴールを記録し、大会得点王に輝いた。準決勝のドイツ戦での先制ゴールを含む活躍は、スペインに54年ぶりのW杯をもたらした原動力だった。
2010年にバルセロナへ移籍し、CL優勝も経験。スペイン代表通算59ゴールは長年の最多記録として刻まれ、後にダビド・シルバやジョルディ・アルバらが後継者として代表を引き継いだ。