2000年代〜2010年代 | プレミアリーグの芸術家
ディミタル・ベルバトフ——「最もエレガントな」ストライカーの美学
2025年4月約7分
ディミタル・ベルバトフはブルガリア出身のストライカーで、トッテナム・マンチェスター・ユナイテッドで活躍した。走らない、飛ばない、しかしゴールは決める——その独特の美的なプレースタイルは多くのサッカーファンを魅了した。
「最も怠惰に見える最も優秀な選手」
ベルバトフは走行距離が短く、ジャンプもせず、常に余裕がありすぎるように見えた。しかしボールが来た瞬間のタッチの柔らかさと、シュートの正確さは世界トップレベルだった。
「サッカーは最も少ない労力で最大の効果を出すのが真の芸術だ」という考え方を体現した選手だった。この哲学はかつてのバルベルデのような選手とも通じる。
マンチェスター・ユナイテッドでのプレミアリーグ得点王
2010-11シーズン、ベルバトフはプレミアリーグ得点王(20ゴール)に輝いた。特にリバプール戦での5ゴール(ハットトリックを含む)は圧巻だった。しかし同シーズンにルーニー、エルナンデスらとの競争で出場機会を失う試合も多かった。
チャンピオンとしてのタイトルも複数獲得したが、彼の評価は「数字」よりも「プレーの美しさ」で記憶されることが多い。ブルガリア人として欧州トップリーグで成功した先駆者でもある。