2010年代〜2020年代 | マンチェスター・シティの司令塔

ケビン・デ・ブライネ——「パスの芸術家」が描く青の哲学

2025年3月約7分
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Hara Tech 編集部

欧州サッカー専門メディア「ultrasrei.com」編集部。プレミアリーグ・ラ・リーガ・セリエAを中心に、戦術・歴史・選手考察を発信。

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ケビン・デ・ブライネはペップ・グアルディオラが「史上最高のプレーヤーの一人」と称したベルギーの司令塔。マンチェスター・シティで積み上げたアシスト数とタイトル数は、彼が現代最高のMFであることを証明している。

チェルシー放出から世界最高へ

デ・ブライネはチェルシー時代に出番をもらえず放出された。しかしヴォルフスブルクで才能を開花させ、2015年にマンチェスター・シティへ加入。5500万ユーロという当時の高額移籍金は、今や「格安」だったと言われる。

シティでは1シーズンのアシスト記録を何度も更新。その正確なクロスとスルーパスは相手DFにとって悪夢であり、ハーランドやアグエロら歴代FWを輝かせた。

グアルディオラとの共鳴

グアルディオラの戦術哲学と、デ・ブライネの知性と技術は完璧に噛み合った。ビルドアップでのボール受け、プレスのスイッチ、最後のスルーパス——彼はグアルディオラ・シティの「頭脳」として機能し続けた。

プレミアリーグ優勝5回以上、CLトロフィー獲得。ベルギー代表でも「黄金世代」の中心として活躍。ケガによる欠場が多かった時期もあるが、コート上での影響力は誰もが認める。