1990年代〜現在 | フランスサッカーの変遷

リーグ・アンの台頭——フランスサッカーが世界に追いついた軌跡

2025年4月約7分
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Hara Tech 編集部

欧州サッカー専門メディア「ultrasrei.com」編集部。プレミアリーグ・ラ・リーガ・セリエAを中心に、戦術・歴史・選手考察を発信。

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かつて「二流リーグ」と見なされていたフランスのリーグ・アンは、PSGへのカタール資本の投入と、エムバペらフランス人選手の活躍により存在感を高めた。1998年W杯優勝からEURO・W杯での二度の世界一まで、フランスサッカーの躍進を追う。

1998年W杯優勝——フランスの覚醒

地元開催の1998年W杯で、ジダン、アンリ、デサイーらを擁するフランスはブラジルを3-0で下して初優勝。この成功がフランスサッカーの投資と人材育成への注目を高め、リーグの国際的な評価も向上した。

「黒、白、アラブ(ブール・ブラン・ブール)」の多様性あるチームは、フランス社会の多文化主義を象徴するとして社会的にも大きな意味を持った。

PSGの台頭と新たな時代

2011年にカタール投資庁がPSGを買収したことで、フランスサッカーのパワーバランスが変わった。イブラヒモビッチ、ベッカム、ネイマール、エムバペと世界最高峰のスターが次々とパリに集まった。

しかしCL制覇は長年達成できず、国内リーグでの圧倒的な強さとCLでの結果のギャップが続いている。リーグ・アン全体の競争力向上という観点では、まだ課題が残る。