2008〜2019年 | ブルーの守護者

バンサン・コンパニ——マンチェスター・シティを変えたキャプテンの10年

2025年5月約7分
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Hara Tech 編集部

欧州サッカー専門メディア「ultrasrei.com」編集部。プレミアリーグ・ラ・リーガ・セリエAを中心に、戦術・歴史・選手考察を発信。

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バンサン・コンパニはマンチェスター・シティで10年以上キャプテンを務め、クラブの「弱小から強豪へ」の変革を体現した。2012年のプレミアリーグ劇的優勝とグアルディオラ体制での4連覇達成——ベルギー人CBが残した偉大な足跡。

2012年「アグエロの93:20」前夜のゴール

マンチェスター・ユナイテッドとのタイトル争いが続いた2011-12シーズン最終盤。勝てば優勝という状況でマンチェスター・ダービーを迎えたシティは、コンパニのヘディングゴールで1-0で勝利。その後の最終節でのアグエロの劇的弾(93分20秒)への布石となった。

コンパニはその後も毎シーズンにわたりリーダーシップを発揮し、シティが「常勝クラブ」になる過程を最前線で支え続けた。

ケガとの戦い——それでも立ち続けた理由

コンパニのキャリアはケガとの戦いでもあった。特に鼠径部のケガを何度も繰り返し、30代以降は出場機会が減少した。しかし出場した試合ではほぼ毎回高いパフォーマンスを見せ、「コンパニが100%の状態で出られるならシティは負けない」と言われた。

2019年シーズン終了後にシティを退団。古巣アンデルレヒトの監督兼選手として新たなキャリアをスタートさせ、その後バーンリーの監督も務めた。