MARCA2026年8月31日 21:45

モウリーニョ最初の誤算

スペイン紙『MARCA』が伝えた。

希望あふれるスタートを切ったモウリーニョに、最初の重大な誤算が降りかかった。CLデビュー戦、それもサンティアゴ・ベルナベウでのインテル戦というビッグマッチに向けて、監督はアルダ・ギュレル、エドゥアルド・カマヴィンガ、ベルナルド・シルバという3つの重要な駒を使えない。3人はいずれも昨季CLでの出場停止処分を持ち越しており、マドリーの欧州開幕戦に出場できない。

理由はUEFAの懲戒規定にある。3選手はそれぞれ昨季CLの最終出場試合でレッドカードを受けており、累積警告と異なり、一発退場の処分はシーズン終了とともにリセットされない。カマヴィンガとギュレルはバイエルン戦で受けた退場処分を引き継ぎ、ベルナルド・シルバはマンチェスター・シティ在籍時にマドリー戦で受けた退場処分をそのまま持ち込む形となった。

✅ クラブを移籍しても消えない処分

UEFAの規定では、退場処分は選手がどのクラブに移籍しても同行する。ベルナルド・シルバがシティで受けたレッドカードは、そのままベルナベウまでついてくる。最近の前例では、アレックス・オックスレイド=チェンバレンがベシクタシュ時代に受けた処分を、約3年後にセルティックで消化しなければならなかったケースがある。

UEFAの第63条01項は、退場処分には次回のUEFA欧州クラブ大会で最低1試合の出場停止が科されると定めており、第63条05項では、イエローカードとその累積はシーズン末にリセットされるが、退場処分は継続されると明記している。さらに第70条01項により、処分は追加通知なしに自動的に発効する。

✅ 序盤から台頭した3人の不在が痛手

この状況はモウリーニョにとって頭の痛い問題だ。特に、開幕から中盤構成の核として機能してきたギュレルとベルナルド・シルバの欠場は痛い。イタリアの現チャンピオン、インテルとの欧州最大の舞台での初戦を、スタンドから見届けることになる。

監督はこの大一番に向け、中盤を再構築しなければならない。2人の組み立て役と、運動量と推進力を担うカマヴィンガを同時に欠く中で、モウリーニョは欧州での最初の大きな試練に向けた解決策を模索することになる。

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