クルトワ、サモラ賞奪還へ──9年目の挑戦、強化された守備陣が後押し
AS紙が伝えた。ティボー・クルトワは現状に満足しない。34歳のベルギー代表GKはマドリーでの9シーズン目を迎え、新たな目標を掲げる──サモラ賞4度目の獲得だ。
✅達成すれば歴史的快挙 サモラ賞はリーガで最も失点の少ないGKに贈られる名誉ある賞だ。クルトワが4度目を手にすれば、リーガ史上4つ以上のサモラ賞を獲得した6人のGKに名を連ねることになる。フアン・アクーニャとカニサレスと並ぶ形になり、5度のアントニ・ラマレッツとビクトル・バルデス、そして最多の6度を誇るオブラクはまだ先にいる。
✅マドリーでの受賞は2019-20が最後 これまでクルトワはアトレティコ・マドリー時代に2度、マドリーで1度受賞している。興味深いのはその背景だ。アトレティコでは3シーズン、マドリーではすでに8シーズンを過ごしながら、マドリーでの受賞は2019-20シーズンの1度のみ。その年は34試合で20失点に抑え、リーガ優勝も達成した。それ以降は負傷や守備陣の不安定さが重なり、再び最少失点GKの座を手にすることができていない。
✅大型補強で守備陣を刷新 GKの失点数はGK個人の力だけでなく、守備陣の質にも大きく左右される。マドリーもそれを理解しており、今夏の6人の新加入のうち3人が守備的ポジションの選手だ。
ククレジャ、コナテ、ダンフリースの加入は、近年負傷者が絶えなかった守備ラインを大幅に強化する。モウリーニョ監督のトレードマークは「堅守」──失点を最小限に抑える組織的な守備だ。新戦力を得た今季こそ、そのスタイルが花開く環境が整いつつある。
✅バルセロナのジョアン・ガルシアから奪還なるか 今季のクルトワが標的にするのは、昨季サモラ賞を初受賞したバルセロナのジョアン・ガルシアだ。クルトワはその座を奪い返し、自身がリーガ最高のGKであることを改めて証明しようとしている。