MARCA2026年9月1日 20:25

6度目の挑戦──モウリーニョの信頼を武器に再起を図る

スペイン紙『MARCA』が伝えた。

カマヴィンガにはまだ言うべきことがある。フランス人MFは証明すべきものを多く抱えてマドリーでの6シーズン目に臨んでいる。今夏は去就さえ問われた選手が、だ。振るわなかった昨季の後、クラブの資金繰りのために放出候補として名前が挙がったが、本人は荷物をまとめるつもりなど一切なかった。モウリーニョの就任がすべての疑念を払拭した。指揮官はスカッドに残す判断を下し、その信頼が今のカマヴィンガの出発点となっている。

夏の幕開けは苦いものだった。ディディエ・デシャン監督がフランスの4位終わりのワールドカップのメンバーに選ばなかったのだ。ただこの落選が、プレシーズンへの早期合流を可能にした。中盤に人材難を抱えるモウリーニョのもとで優等生のひとりとなり、4試合の親善試合のうち3試合でスタメン出場、最後の1試合のみベンチスタートだった。

感触は一定ではなかった。同じ試合の中でも良い時間帯と気落ちするような時間帯が交互に訪れ、パフォーマンスへの疑問符はくすぶり続けた。その流れが変わったのがマラガ戦だ。数えるほどのミスしか犯さない充実した内容で、ようやく求められてきたレベルを発揮した。待ち望んでいた転換点だった。

その復活にはモウリーニョの力が大きい。監督はマラガ戦後に公の場で背中を押した。「カマヴィンガ、あまり愛されていない選手が今日素晴らしい試合をした。彼の応答にとても満足している」と会見で語った。

ほぼ現状維持のスカッドにおいて、フランス人は昨季末に誰もが予想したより多くのチャンスを得られる立場にある。夏の補強は一対一の入れ替え──ベルナルド・シウバがセバージョスの後釜として加入──にとどまり、中盤の人数は増えていない。出場時間の配分は全員に余地を残している。

そうした状況でカマヴィンガが最大化すべきは、他の選手と異なる特性だ。広いカバー範囲、ボール奪取、そのままドリブルで前進する能力は、唯一無二のプロフィールを形成する。マラガ戦で見せた姿を維持できれば、カマヴィンガには脇役からモウリーニョの「兵士」として再生する道がある。こうした選手を最大限に活かすことは、いつもポルトガル人指揮官の得意とするところだ。

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