2枠を6人が争う、マドリーの中盤戦争
モウリーニョ監督が描くマドリーの基本布陣は4-2-3-1。ヴィニシウスとディオマンデが両翼を張り、エムバペが1トップに入り、ベリンガムがトップ下に座る。スペイン紙『AS』が伝えたところによると、このシステムのダブル・ピボーテ2枠をめぐって、実に6人の選手が争う構図になっているという。
🇺🇾 **バルベルデ**は今季からキャプテンを務める。プレシーズン開始から早期合流を果たした一人で、モウリーニョ体制においても核となる存在になるとみられている。ただし、毎試合のスタメンが完全に保証されているかどうかは、いまだ不透明だ。
🇹🇷 **ギュレル**はプレシーズンを通じて最も好調な選手の一人として評価が高い。ワールドカップでの早期敗退が奏功し、体力的なアドバンテージも持つ。しかし指揮官はあくまでトップ下をギュレルの本職と見ており、その座はすでにベリンガムが占めている。前季に記録した6ゴール・14アシストをもってしても「10番」の座には届かず、より深い位置でのプレーも求められる局面だ。
🇵🇹 **ベルナルド・シウバ**は今夏唯一の新加入組として名を連ねる。本職がダブル・ピボーテというわけではないが、その万能性が評価されている。モウリーニョは「彼は素晴らしい選手だ。6番や8番として低い位置でプレーすれば、チームの出口になってくれる。3つか4つのポジションをこなせる」と明言。ベルナルド本人も「このチームが勝ち続けることを助けようとすることが、とても嬉しい。勝つ、勝つ、勝つ——それがこのクラブの本質だ。自分もその勝利の流れに貢献できるよう、一つの駒として力を尽くしたい」と語っています。
🇫🇷 **カマヴィンガ**はこの夏の移籍市場における最注目名の一つ。クラブ側は放出に前向きな姿勢を示しているが、本人は残留を望んでいると伝えられています。プレシーズンのすべての親善試合でスタメン出場を果たしているものの、モウリーニョ体制において不可欠なピースとはみなされていないとのことです。
🇫🇷 **チュアメニ**はワールドカップでの長期参加の影響から合流が大幅に遅れ、バルデベバスの室内施設でのリハビリからスタートを切りました。2022年のマドリー加入以来、中盤の固定メンバーとして機能してきた選手ですが、新システムのダブル・ピボーテ枠に定位置を確保できるかどうかは、現時点では見通せません。
🏟️ **ティアゴ**はカスティージャ出身の若手で、今夏の「直前加入」組。当初はマドリーを離れる候補だったが一転、1年残留が決まりました。背番号の都合でカスティージャ登録になるものの、トップチームの一員として扱われ、2軍に降格することはないとされています。
2枠に6人。中盤のサバイバルレースは、開幕前から最高温度に達している…。