AS2026年8月13日 19:31

ヴィニシウスが開幕の鍵を握る

スペイン紙『AS』が伝えた。モウリーニョ監督率いるマドリーは、プレシーズンを通じてカウンターと縦への速さを軸にしたチーム像を描いている。その構想の中心に置かれているのが、ヴィニシウス・ジュニオールだ。

リアソール(デポルティーボ戦)でもその青写真は見えたが、ヴィニシウス自身はまだ本来のパフォーマンスを発揮できていない。モウリーニョは段階的に彼の調子を上げる計画を立て、ハンガリー戦では45分間、ア・コルーニャ戦では70分のプレー時間を設定した。しかし後者でも、ドリブルで相手を切り裂く鋭さはまだ戻っていない。

ブラヒム・ディアスが試合後に「脚に蓄積するためのゲームだった」と表現したように、コンディション積み上げには貢献したものの、それ以上ではなかった。懸念材料というわけではないが、チームはより高いレベルの彼を必要としている。

スペイン1部リーグ開幕戦ではエスパニョール戦が予定されており、モウリーニョはアントニオ・イダルゴ監督のデポルティーボが見せたような、中央を閉じて縦への侵入を塞ぐ戦術を想定しているとみられる。リアソールではアルダ・ギュレルとベルナルドがその犠牲になった。だからこそ、サイドからの速攻、特にヴィニシウスのスピードが不可欠になる。

4-2-3-1を採用するとされるモウリーニョの攻撃陣はまだ形成途上だ。ヴィニシウスはキリアン・エムバペよりも調整が進んでいるが、エムバペは練習合流から2セッションしか消化していない。ディオマンデはチームメートとのコンビネーションをこれから構築する段階でデビューも未消化、ジュード・ベリンガムにいたっては昨日ようやくトレーニングに合流したばかりだ。

エンドリッキ(フィオレンティーナ戦)、エスピ(フェレンツヴァーロシュ戦)、ブラヒム(デポルティーボ戦)と、他の選手たちは既に存在感を示している。いよいよ開幕の号砲に向けて、「猛牛」たちが顔をのぞかせるべき時が来た。ヴィニシウスのように。

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