MARCA2026年8月31日 17:51

2億ユーロがベンゼマをアル・ヒラルから追い出す──引退も視野に

スペイン紙『MARCA』が伝えた。

「アル・ヒラルに残る」──カリム・ベンゼマは8月21日、アル・ファイハ戦(0-3の勝利)後にそう断言していた。しかし2月にアル・イテハドから移籍した元マドリーFWは、キングダム・アリーナでの時間が残り少なくなっているようだ。

シモーネ・インザーギが率いるクラブは、合計2億587万ユーロという大規模な補強を敢行しており、ベンゼマに退団を迫っている。ウェストハムからクリセンシオ・サマーフィル(6450万ユーロ)、オリー・ワトキンス(5840万ユーロ)に加え、ガブリエウ・マルティネッリにも7000万ユーロを支払う予定だ。さらにサウジ国内クラブからその他5名(有償3名合計約1300万ユーロ、2名はフリー)も加わった。

サマービル、ワトキンス、マルティネッリの加入と、すでにいる8人の外国籍選手(テオ・エルナンデスほか7名)の存在により、ベンゼマはサウジリーグの外国籍枠から弾き出されかねない状況だ。残れたとしてもAFCチャンピオンズリーグ(アジアCL)への出場のみに限られる。

こうした複雑な状況に、間もなく解決策が見えてくるかもしれない。アル・ヒラルとベンゼマは、来年6月30日までの契約を解除する合意に近づいている。

その後、38歳のフランス人FWの行方は完全な謎だ。元マドリーのベンゼマはサウジリーグと2030年まで契約しており、アル・シャバブへの移籍やアル・イテハドへの復帰の可能性が取り沙汰されている。

ファブリツィオ・ロマーノはヨーロッパ復帰を否定している。彼がスターとなり「いつか戻りたい」と公言してきたオリンピック・リヨンへの帰還も含め、ヨーロッパ行きはないとしている。「ベンゼマは近く自身の進退について発表する。選択肢は引退か別のサウジクラブへの移籍で、ヨーロッパには戻らない」とロマーノは強調する。

引退もまた現実的な選択肢だ。スパイクを脱ぐとすれば、オリンピック・リヨン(2004-09)、レアル・マドリー(2009-23)、アル・イテハド(2023-26)、アル・ヒラル(2026)を経た895試合、484ゴール、205アシストという足跡を残すことになる。フランス代表としても97キャップ、37ゴールを記録した。MLS(米メジャーリーグサッカー)移籍という可能性も排除できない。

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