「黄金の4銃士」合計市場価値5億9000万ユーロ——ディオマンデ・エムバペ・ヴィニシウス・ベリンガムが生み出す121ゴールの破壊力
スペイン紙『AS』が伝えた。モウリーニョがずっと待ち望んでいた瞬間が来た。プレシーズン中、指揮官は2度にわたってその思いを漏らしていた。フィオレンティーナ戦後には「良い選手たちがまだいない」と呼び、テレサ・エレーラ杯の後には「バルデベバスで別に調整している5人が誰かはみなさんご存知のはず。次の試合にはいよいよ本物が来る」と明言していた。そしてついに昨日、モウリーニョはプレシーズン初めて全選手を揃えて練習を行い、彼が思い描く「恐怖の黄金の4銃士」——4人の爆発的な攻撃陣を支えるシステムの構築に着手した。近代サッカー史においてこれほどの攻撃力を一つのチームに集結させたクラブはない。かつての「BBC」でさえも凌ぐ規模だ。その4人とは、ディオマンデ、エムバペ、ヴィニシウス、そして2列目にベリンガムである。
市場価値の合計は5億9000万ユーロ。Transfermarktの試算によれば、エムバペ(2億ユーロ)、ベリンガム(1億6000万ユーロ)、ヴィニシウス(1億4000万ユーロ)、ディオマンデ(9000万ユーロ)の4人がそれだけの価値を持つとされる。しかもマドリーはこれをきわめて合理的なコストで実現した。実際に支払った移籍金は、エムバペへの契約一時金が約4000万ユーロ(非公式)、ディオマンデ1億2500万ユーロ、ヴィニシウス4500万ユーロ、ベリンガム1億3000万ユーロ、合計3億4000万ユーロ(ボーナス条項除く)。現在の市場価値5億9000万ユーロをはるかに下回る投資額だ。
✅ピッチでの姿 「黄金の4銃士」の初披露の舞台になりそうなのが、ゲルゼンキルヒェンで行われる今週日曜のシャルケ戦プレシーズン最終戦だ。ラ・リーガ開幕戦(8月22日、エスパニョール戦)を前にした最後の実戦で、多くの疑問が明らかになる。モウリーニョにとっての最大の課題は、この4人をどう活かしながらチームのバランスを保つかだ。現時点でポルトガル人指揮官が採用する基本布陣は4-2-3-1。エムバペが1トップ、その直後にベリンガムが純粋な「10番」として君臨する。ベリンガムはアンチェロッティ政権下での1年目と、タチェル体制のイングランドが制した直近のW杯でも同じポジションで輝いた。両ウイングはヴィニシウスとディオマンデ。4-4-2や4-3-3など別の布陣ではベリンガムがゴールから遠ざかり、守備負担も増えてしまう。
昨季のスタッツで見ると、この4人が叩き出す数字は圧巻だ。エムバペが42ゴール7アシスト、ヴィニシウスが22ゴール14アシスト、ディオマンデ(ライプツィヒ時代)が13ゴール10アシスト、ベリンガムが多くの負傷に苦しみながらも8ゴール5アシスト——ゴール85・アシスト36、ゴールとアシストの合計は121に上る。特にベリンガムには伸びしろがある。1年目は23ゴール13アシストを記録しており、ディオマンデもライプツィヒ時代より質の高い周囲を得た今季はさらなる上積みが見込める。
✅他クラブとのアタッカー比較(昨季) ※2025/26シーズンの成績をもとにした比較。現在と所属クラブが異なる選手も含まれる。 マドリーのエムバペ・ヴィニシウス・ディオマンデの3人計(77ゴール31アシスト)を上回ったのは、バイエルンのケイン/ルイス・ディアス/オリーセ(109ゴール61アシスト)とバルセロナのフェラン・トーレス/ラフィーニャ/ヤマル(85ゴール33アシスト)のみ。マンチェスター・シティのハーランド/ドク/セメンヨ(57ゴール26アシスト)、パリSGのクヴァラツヘリア/デンベレ/ドゥエ(52ゴール33アシスト)、アーセナルのギェケレシュ/マルティネッリ/サカ(43ゴール19アシスト)にとどまり、マドリーのトリオは欧州トップ3位に入る。そこにベリンガムが加わるのだから、モウリーニョの「黄金の4銃士」が持つ破壊力は他の追随を許さない。