ロドリ獲得に2億1000万ユーロ——バルサの2度のオファーをシティが拒否
スペイン紙『AS』編集長、ホセ・フェリックス・ディアスが伝えた。「契約残り1年なら安く買える」という時代は終わった。ロドリのケースがそれを証明している。マンチェスター・シティはバルセロナからの2度のオファーを拒否し、移籍金として8000万ユーロを要求。移籍金・手数料・年俸を合算すると、この取引は2億1000万ユーロを超える規模になる。
ロドリの去就はW杯の前後を通じて議論の的であり続け、夏の移籍市場が開いて1ヶ月半が経った今も話題は尽きない。当初は「契約カウントダウン中だから格安で取れる」との見方が優勢だったが、現実は違った。バルセロナが突きつけられているのは2億ユーロ超の移籍費用だ。かつてトニ・クロースがレアル・マドリーへわずか2000万ユーロで移籍したような「契約末期の格安移籍」は過去のものとなっている。
バルセロナはロドリに対し、4シーズン総額で年俸1500万ユーロ(税引後)の契約を提示した。カタルーニャの課税を考慮すると税引前は3400万ユーロとなり、4年間で1億3600万ユーロ。これに手数料と移籍金を加えると2億1000万ユーロを超える。
レアル・マドリーもディオマンデやククレジャといった高額補強を行ったが、いずれも年齢と年俸構造から費用回収が見込みやすい案件だ。マドリーはロドリにもオファーを出していたが、選手自身がバルセロナを選んだ。また、マドリーはバルセロナが狙うフリアン・アルバレスについても1億5000万ユーロでアトレティコに打診し拒否されている——対立する両クラブが同じ選手を争う構図が今夏繰り返された。
アトレティコはマドリーのオファーを退けたが、マドリーはアルバレスの相場を押し上げることに成功した。バルセロナにとっては皮肉な結果だ。ロドリとアルバレスの両案件が成立した場合、バルセロナが今夏に費やす総額は5億ユーロに迫る計算になる。