MARCA2026年8月15日 04:58
ハイセン、「4番」の重みを背負う——ラモス・イエロ・アラバが纏った背番号で歴史を刻む
スペイン紙『MARCA』が伝えた。アラバの退団後、「4番」の新たる継承者はディーン・ハイセンだ。セルヒオ・ラモスやフェルナンド・イエロといったマドリーの象徴が纏ってきたこの背番号を、ハイセンは真剣に受け止めている。単なる番号ではなく、スポーツの枠を超えた責任を背負うものだ。
背番号を受け取った際、ハイセンはこう語った。「マドリーで4番をつけてプレーすることはずっと夢だった。子供の頃の大きなアイドルはいつもセルヒオ・ラモスだった」。マラガにルーツを持つイエロへの敬意も示しつつ、「この番号には伝説の歴史がある。いつか自分もこのシャツを着るにふさわしい選手と思ってもらえるような歴史を書きたい」と続けた。その言葉通りの歩みを見せている。モウリーニョのもとでの初先発となったテレサ・エレーラ杯では守備の要として7度の成功アクションを記録し、1対1でも無敗。昨季のシャビ・アロンソ体制から見せてきた、予測の鋭さとクリーンなボール持ち出しが、不動のCBとしての評価を固めつつある。
ただし、ハイセンには克服すべき課題がある。昨季は度重なる負傷に苦しみ、デ・ラ・フエンテ監督の信頼を持ちながらもW杯2026のスペイン代表メンバーから外れる苦境に立たされた。先週も体の不調で単独トレーニングを強いられる場面があった。フィジカルの安定こそが、ポジション定着への最大のカギだ。
その試練を乗り越えるべく、ハイセンはモウリーニョのもとで再起を誓っている。ローマへの期限付き移籍時代に薫陶を受けた師との再会を、ハイセン自身はこう振り返った。「モウリーニョのような人に呼ばれたら、断るのは難しい」。チャマルティンで再び巡り合った指揮官のもと、試合ごとに伝説の番号を体現していく。