AS2026年8月13日 05:59

ブラヒムの1点を守り切った「ベータ版」マドリー

テレサ・エレーラ杯のデポルティーボ戦に臨んだマドリーの選手採点を、スペイン紙『AS』が掲載しました。1-0の辛勝を振り返る内容で、ブラヒム・ディアスの決勝ゴールとルニンのビッグセーブが評価の中心となっています。

前半アディショナルタイム、ルニンが素早くボールをさばいてカウンターを発動。そのボールを受けたブラヒム・ディアスが冷静に流し込み、これが決勝点となりました。マラガ出身の背番号22は先発2試合連続でゴールへの関与を果たし、攻撃に落ち着きとリズムをもたらした功労者として高評価を受けています。

守備面では、ルニンが3試合連続フル出場を果たしつつ、終了3分前に2本の連続ビッグセーブで無失点を死守しました。『AS』はそのプレーを「プロビデンシャル(天の助け)」と表現しており、この日最大のハイライトのひとつとなっています。

先発メンバーを個別に見ていくと、今夏初の先発出場となったヴィニシウス・ジュニオールはキャプテンマークを巻いてピッチに立ちましたが、コンディションが整いきっておらず、試合への関与は限定的でした。

エムバペ不在の1トップで起用されたエンドリッキは果敢に仕掛け、ハイセンは長いボールでヴィニシウスをうまく使いながらオーバメヤンを抑制。

一方でリュディガーは今季初先発となりましたが、デポルティーボの目玉補強であるオーバメヤンに正面突破を許し、30分には彼へのファウルでイエローカードを受けてしまいます。前半終了とともにマリオ・リバスと交代しました。

モウリーニョ監督がダブルボランチとして試したベルナルド・シウバとカマヴィンガのコンビは、カマヴィンガが単独でプレスを受け持つ場面で難しさを露呈。ただカマヴィンガはエリア外からのシュートも積極的に狙い、エスピへのスルーパスでゴールに絡む場面もありました——もっとも、そのゴールはオフサイドで取り消されています。

後半からの交代組では、トレント・アレクサンダー=アーノルドが右サイドで存在感を示し、バルベルデの投入でチームに安定感が生まれました。カレーラスはガリシアの地元でプレーし、複数の危険なクロスを供給。エスピはデポルティーボの最終ラインを何度も脅かし、決定的なシュートを沈めながらもオフサイドに泣きました。

ダンフリースは右サイドで目立つ場面こそ少なかったものの、82分には相手のシュートを体でブロック——ただし直後にイエローカードを受けています。

『AS』が「まだベータ版」と評したこのチーム、モウリーニョ体制の完成形が見えてくるのはもう少し先になりそうです…。

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