レアル・マドリードのセステーロ、「スペイン最高の6番」から1年──デビュー、2つのタイトル、3度の「門前払い」と小さな騒動
スペイン紙『MARCA』が、カスティージャのMFホルヘ・セステーロ(20歳)の、この1年の歩みを振り返った。 ちょうど1年前の2025年10月12日、当時カスティージャを率いていたアルベロア監督の一言が話題になり、セステーロの名前は一躍知られるようになった。
✅ 「スペインで最高の6番」
「マヌエル・アンヘルとパラシオスのカスティージャだが、セステーロのカスティージャでもある。私にとって、彼は今、スペインで最高の6番だ」 アルベロア監督はこう語り、当時ラ・ファブリカ(下部組織)で大きな注目を集めていたセステーロを「戴冠」させた。 アルベロア監督は、フベニールを終えたばかりのセステーロをカスティージャに昇格させ、バルデベバスの全員を驚かせていた。その賭けは見事に当たった。
✅ 今やカスティージャの主将の1人
それから1年。セステーロの急成長のキャリアには、さまざまな出来事が積み重なった。 何より、セステーロはラ・ファブリカを代表するスターの1人としての地位を固めた。カスティージャでは不動のレギュラーで、4人いるキャプテンの1人。モウリーニョ監督のもとでもおなじみの存在になっている。 市場価値は750万ユーロにまで急上昇し、カスティージャで最も価値の高い選手になった。
✅ シャビ・アロンソのもとでトップチームデビュー
すべての出発点は、アルベロア監督の言葉だった。セステーロは昨季、目立たない形でカスティージャに加わったが、一気に扉をこじ開けた。 すぐにシャビ・アロンソ監督の目にも留まり、トップチームの練習に何度も呼ばれるようになった。2025年末には数日間トップチームで過ごし、シティ戦とアラベス戦でメンバー入り。そしてコパ・デル・レイのタラベラ戦で、シャビ・アロンソ監督のもとトップチームデビューを果たした。 クラブ内では警報が鳴り、マドリーは交渉を急いで、セステーロとの契約延長をまとめた。
✅ 1つ目の「門前払い」:ピタルチの台頭
年明けも、セステーロの勢いは続いた。トップチームに昇格したアルベロア監督の構想にも入り、アルベロア監督のマドリーでの初陣、コパのアルバセテ戦で先発した(この試合でマドリーは敗退)。 リーガとCLでも出場機会を得たが、「ティアゴ・ピタルチ旋風」でトップチームへの扉は閉ざされた。アルベロア監督は起用方針を変え、セステーロはトップチームから「姿を消した」。
✅ ユースリーグとインターコンチネンタル、2つのタイトル
それでもセステーロは腐らなかった。カスティージャを昇格プレーオフに導き、フベニールAではUEFAユースリーグで「スター」として活躍し、優勝を果たした。 今夏は移籍市場からの関心もあり、魅力的な夏になるはずだった。しかし、その道は意外な形で閉ざされた。これが2つ目の「門前払い」だ。
✅ 3つ目の「門前払い」:インテル戦
市場が閉ざされたのは本人の想定外だったが、その一方で、セステーロはプレシーズンを通してモウリーニョ監督のもとで常連になった。 CLのインテル戦では、負傷者続出で純粋なMFがバルベルデしかいなくなり、先発候補の筆頭に挙げられた。メンバー入りはしたものの、モウリーニョ監督は中盤でバルベルデと組ませる「トレント実験」を選んだ。トップチームでの新たなチャンスに手が届きかけていたセステーロにとっては、間違いなく失望だった。 そのわずか10日後、セステーロはベルナベウでサンティアゴ・ワンダラーズを破り、U-20インターコンチネンタルカップを制したマドリーのフベニールで先発し、存在感を示した。
✅ そして「小さな騒動」
この1年の旅の最後には、騒動もあった。『MARCA』が以前報じたように、3週間前のサン・アンドレウ戦でベンチスタートとなった後、セステーロはカスティージャのフリアン・ロペス・デ・レルマ監督と衝突した。 クラブが介入する事態となり、セステーロがロッカールームで謝罪して解決。軽い処分として、アルコルコン戦のメンバーから外された。
