El Clásico / LaLiga
クラシコ特集
バルセロナ対レアル・マドリード
キックオフ(日本時間)
2026年10月26日(月) 朝5:00
現地時間 10月25日(日) 21:00/会場 カンプ・ノウ(バルセロナ)/ラ・リーガ
キックオフまで あと7日
試合前のポイント
首位バルサとの差は6ポイント(10月11日時点)
ヴィニシウスは4試合の出場停止
コナテは累積警告にリーチ
モウリーニョは「ベンチに座るため」会見を欠席
ハイセンが復帰、ミリトンとメンディは間に合うか
クラシコまでの日程(日本時間)
| 10/15(木) 4:00 | ローマ(A) | CL |
| 10/19(月) 4:00 | セビージャ(H) | リーガ |
| 10/22(木) 4:00 | ライプツィヒ(H) | CL |
| 10/26(月) 5:00 | バルセロナ(A) | リーガ |
ほかの試合はレアル・マドリードの日程(日本時間)へ。
クラシコ関連の最新ニュース
レアル・マドリード、セビージャに4-1快勝──ギュレルのゴラッソ、エムバペ2発、ディオマンデもゴール。クラシコへ弾み
スペイン紙『MARCA』が、リーガ第9節のマドリー対セビージャの試合を伝えた。 マドリーは、ギュレルのゴラッソ、エムバペの2ゴール、ディオマンデのゴールで4-1と快勝。クラシコ前の最後のリーガで、内容も手応えも向上させた。一方、判定が全て不利に働いたセビージャは怒りをあらわにした。 ✅ 中盤の中心にギュレル マドリーはクラシコ前の一戦を、プレーと手応えを向上させて乗り切った。その中心にいたのがギュレルだ。 ギュレルは、ペケ・フェルナンデスとの場面で「暴力行為」を主張された数分後に、ゴラッソで試合の均衡を破った。レッドカードの危険があったのは確かだが、ギュレルが中盤の中央にいるとマドリーのプレーが良くなるのも確かだ。 バルベルデが右サイド、ディオマンデが左サイドに入り、マドリーはよりコンパクトになった。ディオマンデはヴィニシウスを上回った。それは事実だと『MARCA』は書く。セビージャは誇りを持って戦い、良いプレーを見せたが、判定は不利に働いた。 ✅ バルベルデの右サイドは「苦肉の策ではない」 モウリーニョ監督は、カンプ・ノウ前の最後から2番目の「リハーサル」で、データと統計を見直し、バルベルデを右サイド、ギュレルを中盤の中心に置いた。 シャビ・アロンソ監督は同じ選択で選手たちと最初の衝突を起こした。ビジャレアル戦とローマ戦で2度の修正を経て難しい2試合に勝った後、今回はトレントとダンフリースが起用可能な中で、バルベルデがサイドに入った。つまり、苦肉の策ではなかった。バルベルデはSBであり、インサイドハーフであり、ウイングでもあった。 ✅ ペケとの場面、VARは介入せず 試合は抗議から始まった。テバス会長、ラポルタ会長、ネグレイラ、連盟に向けた10分間のチャントだ。 抗議が終わって間もなく、ベリンガムが右から侵入して折り返し、ペナルティエリア手前に現れたバルベルデが右足で合わせた。これはエムバペの背中に当たった。 審判への怒りを抱えてベルナベウに来たセビージャ(それには理由がある、と『MARCA』は書く)は苦しみながら始まり、ようやく試合に慣れてきたところで、さらに怒りを募らせた。 ルイス・ガルシア監督は、イサーク・ロメロを欠く中、ロビー・ユーアを1トップに、その後ろにペケ・フェルナンデスを置いた。ライン間に潜り込み、ギュレルを見張るという2つの役割だった。 カウンターの場面で、ペケ・フェルナンデスがギュレルをつかむと、ギュレルは振りほどこうとした。ペケ・フェルナンデスは肘が入ったとして崩れ落ちた。セビージャは抗議したが、VARのクアドラ・フェルナンデス氏は、暴力行為があったという明白な映像を見つけられなかったようだ。それでも『MARCA』は、ヴィニシウスの髪の引っ張り以上のものに見えたと書いている。 ✅ 7分後にギュレルのゴラッソ 偶然にも、その7分後、ボールの有無にかかわらず献身的だったディオマンデがサイドから折り返し、ギュレルがダイレクトで左足を振り抜き、逆サイドのゴール上隅に決めた。 セビージャは再開前に円陣を組んだ。よく組織されたセビージャは、マドリーのプレスをかわすルートを見つけ、試合に踏みとどまろうとした。 しかし、リードしたことで、マドリーの新しい形の長所が表れ始めた。エンドリッキは逆足のサイドから深さを求め、ベリンガムはゴール前に飛び込み、ギュレルはパスで輝いた。 ✅ エムバペの「ゴラッソ」 そして、エムバペが主役になる瞬間を迎えた。 セビージャのカウンターを止めたクルトワがサイドに展開し、ボールはペナルティエリア手前へ。ベリンガムのヒールパスを受けたエムバペは、ターンし、サラスを鋭い切り返しでかわし、GKヴラホディモスとの1対1で2タッチで決めた。 セビージャはその前のファウルを主張したが、問題はなかった。 前半終了前、アグメの鋭いシュートをクルトワが見事な手で止め、セビージャの反撃を防いだ。決定的なセーブだった。 ✅ パネンカのPKで3-0 後半、ディオマンデはフアン・イグレシアスのミスと中盤でのワンツーから2度抜け出したが、最後のタッチの精度を欠いた。 セビージャは、途中出場のエフケがククレジャを揺さぶり、フアン・イグレシアスのクロスにコレイアがボレー。これをバルベルデが間一髪でクリアし、リードを守った。 そして決定打。ディオマンデの縦パスを受けたエムバペが、カストリンの背後に入り込んで倒され、PKを獲得。明らかなPKだった。エムバペはこれを完璧なパネンカで決めた。 前半と同じように、直後にクルトワが再び登場。ペナルティエリア手前まで迫ったセビージャのフォファナのシュートを止めた。 ✅ ディオマンデが締めくくる モウリーニョ監督の交代は理にかなっていた。ギュレルはスタンディングオベーションの中でピッチを後にした。ベルナルド・シウバと、インテル戦以来出場のなかったブラヒムにも出番が回った。 マドリーの緊張感が少し落ち、セビージャがそれを突いた。マヌ・ブエノが、エムバペのボールロストから左足のグラウンダーで見事なゴールを決めた。 しかし、喜ぶ時間はほとんどなかった。ディオマンデが左から持ち込み、強烈な右足で再び見事なゴールを決め、試合を締めくくった。 セビージャには、判定が全て不利に働いたと不満を言う理由がある。それでも、論争があってもなくても、マドリーはプレー、意図、プレーのバリエーションで向上し、よりコンパクトになった。このバージョンがバルサの行く手を阻むのに十分かどうかは、これから分かる。
レアル・マドリードのベルナベウで「テバスは辞任しろ!」の大合唱──「ラポルタは払い続けている」「ネグレイラは笛を吹き続けている」
スペイン紙『MARCA』が、セビージャ戦のベルナベウで起きたチャントについて伝えた。 キックオフの笛から約6分間、応援席はリーガのテバス会長、ネグレイラ事件、スペインサッカー連盟、そしてバルサのラポルタ会長に向けたチャントを続けた。 ✅ 「テバスは辞任しろ!」の大合唱 キックオフから約6分間、ベルナベウの応援席は途切れることなく、テバス会長、連盟、ネグレイラ事件、ラポルタ会長に向けたチャントを歌い続けた。 試合の序盤に聞こえたのは、次のようなチャントだった。 ・「テバスは辞任しろ!」 ・「テバスはマドリーから手を引け!」 ・「ラポルタは払い続けている!」 ・「ネグレイラは笛を吹き続けている!」 ・「連盟は腐敗している!」 さらに、スタジアムの南側ゴール裏には「これはサッカーではない、テバスとネグレイラだ」と書かれた横断幕が掲げられた。テバスとネグレイラの文字は、バルサのクラブカラーで書かれていた。 ✅ 発端はテバス会長の「ゲッベルス」投稿 マドリーとテバス会長の何度目か分からない対立は、これまでで最も激しいものの一つだ。金曜日に勃発し、ベルナベウの空気を熱くした。 きっかけは、リーガ会長でスペインサッカー連盟副会長のテバス氏の投稿だった。Real Madrid TVの情報発信の手法を、ナチス・ドイツの宣伝相ヨーゼフ・ゲッベルスのプロパガンダになぞらえたのだ。 マドリーは数時間後に非常に厳しい声明を出し、テバス会長の発言を「まったく容認できず、極めて重大」だと非難し、リーガ会長と連盟副会長からの「即時辞任」を求めた。 ✅ CSD、モウリーニョ、ラポルタも参戦 しかし、それは長い対立の始まりにすぎなかった。まず、テバス会長が長文の投稿で辞任要求に反論した。「これには名前がある。脅迫だ」 対立が激しくなる中、国家スポーツ評議会(CSD)まで加わった。EFE通信によると、CSDはテバス会長の発言について職権で動くことを検討していた。テバス会長は「信じられない」と反応した。 さらに、モウリーニョ監督はマドリーを擁護し、ラポルタ会長はテバス会長を擁護した。 モウリーニョ監督は「彼は、臨床的なケースでしか許されない領域に入り込んだ。マドリディスモは、マドリーが何と向き合っているか理解している」と痛烈な一言を放った。 一方、ラポルタ会長は当然のようにテバス会長の側についた。「テバスがこうした戦いに慣れていて、何もかも壊そうとしているように見えるマドリーのこの態度に、ひるまないのは幸いだ」 そして日曜日、ベルナベウもこの「戦争」に加わった。
レアル・マドリード、ヴィニシウスの4試合停止への異議が却下──クラシコ欠場が確定、髪の引っ張りで2試合+主審への態度で2試合
イギリスメディア『The Athletic』が、ヴィニシウスの4試合出場停止に対するマドリーの異議申し立てが退けられたと伝えた。 これで、10月25日(日本時間26日)のクラシコ欠場が確定した。 ✅ 連盟の上訴委員会が却下 ヴィニシウスは土曜日のビジャレアル戦で相手の髪を引っ張って退場となり、水曜日に4試合の出場停止処分を受けた。 マドリーは『The Athletic』に異議を申し立てると伝えていたが、スペインサッカー連盟(RFEF)の上訴委員会はこれを退けた。 マドリーは、さらにスペインのスポーツ法の最高機関であるスポーツ行政裁判所(TAD)に申し立てを行う見込みだ。TADは国家スポーツ評議会に属しているが、独立して判断を下す機関だ。 ✅ クラシコを含むリーガ4試合を欠場 ヴィニシウスは、10月25日にカンプ・ノウで行われる今季最初のクラシコに加え、セビージャ戦、ラシン戦、バレンシア戦のリーガ3試合も欠場する。 ✅ 髪の引っ張りで2試合、主審への態度で2試合 RFEFの競技委員会は、髪を引っ張った行為に最低限の2試合、退場後の主審への態度にさらに2試合の処分を科したことを明らかにした。 委員会は、退場に対するマドリーの最初の主張を退け、映像は「髪を引っ張ったことをはっきりと示している」とした。 態度については、ヴィニシウスが「主審の判定に抗議し、攻撃的な態度で主審に詰め寄り、チームメイトが彼を抑えなければならなかった」としている。 ✅ 苦しいシーズンのスタート ヴィニシウスは2026-27シーズン、苦しいスタートを切っている。公式戦10試合で1ゴール3アシストにとどまり、ベルナベウでは繰り返しブーイングを浴びている。 水曜日のCLローマ戦(4-3)では先発し、最初の1時間プレー。代わって入ったエンドリッキが、85分に貴重な同点ゴールを決めた。
レアル・マドリードの辞任要求に、リーガのテバス会長が反論「これには名前がある。脅迫だ」──ネグレイラ事件でも真っ向から反撃
スペイン紙『MARCA』が、レアル・マドリードから辞任を要求されたリーガのハビエル・テバス会長の反論を伝えた。 テバス会長は長文のX投稿で、マドリーに真っ向から反撃。「これには名前がある。脅迫だ」と書いた。 ✅ マドリーが「即時辞任」を要求 マドリーは金曜日の午後、声明を出し、テバス会長に「リーガ会長およびスペインサッカー連盟副会長からの即時辞任」を求めた。 きっかけは、テバス会長の最初の投稿だった。マドリーの情報発信を、ナチス・ドイツの宣伝相ゲッベルスのそれになぞらえ、「その手法はナチスのプロパガンダの仕組みを思わせる」と書いたことだ。 ✅ 「13年間で何度辞任を求められたか、もう数えきれない」 テバス会長は、これに長文で反論した。主な内容は次のとおり。 「13年間で、マドリーの首脳陣に辞任を求められたり、資格停止を狙われたりした回数は、もう数えきれない。CSD(スペイン高等スポーツ評議会)への告発、直接または第三者を通じたもの、刑事告訴……。今日のもその一つだ。それでも、答えはいまだに届かない」 「彼らは中立と独立を混同している。私の立場に求められるのは独立性であって、不正に対して何もしないことでも、Real Madrid TVとその“代弁者”たちによる、我々の大会への絶え間なく、過剰で、侮辱的な攻撃に沈黙することでもない。リーガの会長はリーガを守らなければならない。マドリーの首脳陣に対してもだ」 (※原文の「portaCOCES」は、「スポークスマン(portavoces)」と「蹴り(coces)」をかけた言葉遊び) ✅ ネグレイラ事件で「マドリーこそ受け身だった」 「リーガは、ネグレイラ事件で最初から動いていた。受け身だったと繰り返しても、それが真実になるわけではない。彼らの受け身について話そう。訴訟に参加したことが、永遠の活動証明になるわけではない」 「フロレンティーノ(ペレス会長)は何か月もの間、スペインサッカー連盟の役員にとどまっていた。『Relevo』によると、彼と(バルサの)ラポルタ会長が暫定運営委員会を辞任したのは同じ日、2023年10月30日だった」 「2024年11月24日のソシオ代表総会で、バルサとの関係を断つかと問われた彼は、『バルサとマドリーは助け合わなければならない』『なぜ我々が怒らなければならないのか』と答えた。そう、2年も前のことではない」 ✅ 「なぜスーパーリーグ離脱と時期が重なるのか」 「何が変わったのか。なぜこの過熱は、バルサがスーパーリーグから離れた時期と重なるのか。変わったのは事実の重大さか、それとも彼らの利害か。それまでReal Madrid TVの怒りはどこにあったのか」 「支払いが終わってから8年たった今も、審判たちがネグレイラの影響下で動いていると確信しているなら、一人ひとりに対してどんな証拠があるのか。国内の機関、UEFA、FIFAに、個別の告発をいくつ出したのか。バルサに責任を求めることは、一人ひとりの審判への告発の裏付けにはならない。動画は証拠の代わりにならない。人を標的にするのは、極めて重大で無責任なことだ」 ✅ 「改革とは、彼らに従うことではない」 「審判改革は進んでいるし、まだやるべきこともある。もっと速く、もっと遠くまで進めたかった。だが、組織はマドリーの首脳陣が、自分たちの利害や気分、成績、バルサとの関係次第で望むことをやるわけにはいかない。他の関係者や、大多数のクラブの支持を無視することもできない。改革とは、彼らに従うことではない」 「私の結論はこうだ。彼らは国内の大会を『破壊』しようとしている。スーパーリーグで今のところ実現できなかったことを、自分たちのメディアと“代弁者”を使った歪められたストーリーで実現しようとしている。参加している大会の名声を攻撃しながら、それを『再生』と呼んでいる」 ✅ 「否定するなら否定しろ、データを全部出せ」 テバス会長はさらに、マドリーに次のことを求めた。 ・テバス会長とネグレイラ氏を比べた発言を、記者がクラブ筋のものとしている。それが嘘なら否定すること ・リーガが試合日程でマドリーに不利益を与えているとクラブ筋が記者に伝えている。それが嘘なら否定すること ・試合の曜日や時間の変更を何回求め、何回認められ、そのうち何回がベルナベウの他のイベントに合わせるためだったかを公表すること 「善意で動いているなら、嘘は否定し、本当のことは説明し、全てのデータを出すことだ」 ✅ 「これには名前がある。脅迫だ」 「その後で、私の辞任でも資格停止でも、社会的な『死』でも求め続ければいい。手口はもう知っている。『マドリーのファン全員をお前の敵にしてやる。お前は街を歩けなくなる』と言われたことも覚えている」 「人を標的にするのはやめ、首脳陣への批判を、クラブやファンへの攻撃と混同するのはやめてほしい」 「これには名前がある。脅迫だ。公式声明で包んでも、それが『再生』になるわけではない」
レアル・マドリードのモウリーニョ、クラシコ10日前に「クラブの声」へ──「マドリディスモは愚かではない」、審判と日程を正面批判
スペイン紙『MARCA』が、クラシコを10日後に控え、トーンを一段上げたモウリーニョ監督について伝えた。 就任から2か月、モウリーニョ監督はついに一歩前に出て、レアル・マドリードの「スポークスマン」の役割を担い始めたという。 ✅ 首脳陣が語らないクラブの「声」に 首脳陣から声が聞こえてこないクラブで、監督がクラブの意見を伝える役割を担うようになった。 2度目の就任時のアンチェロッティ監督も、落ち着いたスタイルと計算された皮肉で、その役割を果たしていた。ネグレイラ事件が明るみに出たのもその時期だった。 シャビ・アロンソ監督とアルベロア監督は、その役には合わなかった。一人は控えめすぎ、もう一人は踏み込みすぎだった。 そして今、モウリーニョ監督は、2010年から2013年にかけて担っていた役割を取り戻した。当時は、クラブの唯一の声であることの孤独を訴えたこともあった。 ✅ ローマで「ほのめかし」から「正面攻撃」へ 2か月間、慎重で計算された、含みを残す受け答えを続けてきたモウリーニョ監督だが、ローマのオリンピコでの会見は、かつての審判をめぐる会見の系譜に入るものになった。 ダービー後に見せた動きは、さらに一歩進んだ。モウリーニョ監督は強い言葉で、ヴィニシウスへの処分の発表のされ方と、11月4日にアテネ、7日にメスタージャで試合をする日程を批判した。 担当審判が規定の24時間前ではなく数週間前に分かってしまうことへの言及など、これまでほのめかしだったものが、正面からの攻撃に変わった。 ✅ 「マドリディスモは愚かではない」 「マドリディスモは愚かではない。私は、起きていることが見えるように話していく」とモウリーニョ監督はローマで断言した。 これは、ビジャレアル戦でそうだったように、ベルナベウに監督と足並みをそろえるよう求める呼びかけだ。日曜日のセビージャ戦は、審判、リーガ、スペインサッカー連盟に対する、またしても圧力鍋のような試合になるだろう。 ✅ ベンフィカからフェネルバフチェまで クラブの声になることは、モウリーニョ監督にとって初めてではない。最初の短いベンフィカ時代から、マドリーに来る前のフェネルバフチェまで、どのクラブでも同じ役割を果たしてきた。 どこにいても、後世に残る会見や、ライバルや組織との戦いを残し、メディアを何週間もにぎわせてきた。 ✅ ネグレイラ事件とカルチョポリ ローマでは、モウリーニョ監督はネグレイラ事件に深く踏み込んだ。はっきりとは言わなかったが、バルサはスポーツ上の処分を受けるべきだという考えを示した。その例として挙げたのが、2006年のイタリアとユヴェントスの降格だ。 「一つだけ言わせてほしい。イタリア人におめでとうと言いたい。なぜか分かるかい?カルチョポリがちゃんとカルチョポリになった唯一の国だからだ。スペインでは、何が起きたか誰もが知っているのに、まだ空気がよくない。今のところ何も起きていない。何も起きていないんだ。何も起きないなら、おそらく世界最大の審判買収スキャンダルだ」 『MARCA』は、「この告発が何を意味するかは、アインシュタインでなくても分かる」と書いている。 ✅ クラシコは「高電圧」確実 あと10日でクラシコがやってくる。モウリーニョ監督は発言のギアを一段上げた。後退したり、発言を撤回したりするタイプではない。 マドリーのカンプ・ノウ訪問が「高電圧」になることは確実だ。
レアル・マドリードのモウリーニョ、ネグレイラ事件をカルチョポリと比較「何も起きないなら、世界最大の審判買収スキャンダルだ」
スペイン紙『MARCA』が、CLローマ戦を前にしたモウリーニョ監督の発言を伝えた。 モウリーニョ監督はイタリアで、ネグレイラ事件をカルチョポリと比較し、「何も起きないなら、世界最大の審判買収スキャンダルだ」と語った。 ✅ 「イタリア人におめでとうと言いたい」 モウリーニョ監督は、いわゆる「ネグレイラ事件」の扱いを改めて批判した。今回はイタリアから、イタリアサッカー史上最大の審判スキャンダルと重ね合わせての発言だった。 ローマ戦の前に『Prime Video Italia』の取材に応じ、スペインの事件がこれまで何の結果ももたらしていないことを非難した。 「一つだけ言わせてほしい。イタリア人におめでとうと言いたい。なぜか分かるかい?カルチョポリがちゃんとカルチョポリになった唯一の国だからだ」 ✅ 「スペインでは何も起きていない」 「スペインでは、何が起きたか、誰もが知っている。それなのに、まだ……空気がよくない。今のところ何も起きていない。何も起きていないんだ」 この事件が今後進展することを期待しているかと問われると、モウリーニョ監督はきっぱりと答えた。 「何も起きないなら、おそらく世界最大の審判買収スキャンダルだ」 ✅ カルチョポリとは モウリーニョ監督が言及したカルチョポリは、2006年に発覚した、イタリアサッカー史上最大のスポーツスキャンダルだ。 審判の割り当てを操作して八百長を行い、リーグの公正さを損なった事件で、中心人物は当時ユヴェントスのゼネラルディレクターだったルチャーノ・モッジ氏だった。 スポーツ司法は厳しい処分を下した。ユヴェントスはセリエBに降格させられ、2005年と2006年のスクデットを剥奪され、勝ち点も減点された。ミラン、ラツィオ、フィオレンティーナも処分を受けた。モッジ氏は通常の司法でも有罪判決を受けた。 ✅ マドリーはUEFAに期待 この比較で、モウリーニョ監督は、マドリーがクラブとして続けている主張を強調した形だ。 マドリーは、ネグレイラ事件(バルセロナが、審判技術委員会の元副委員長ホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラ氏に支払いを行っていた事件)が、イタリアで同じような性質のスキャンダルが受けた対応を、スペインでは受けていないと考えている。 マドリーは、国内の司法が動かなかったところで、UEFAが行動を起こすことに期待を寄せている。
レアル・マドリードのコナテ、リーガ7試合でイエロー4枚──プレミア時代の3倍以上のペース、クラシコ前に累積リーチ
スペイン紙『MARCA』が、ビジャレアル戦でイエローカードを受けたコナテについて伝えた。 今季のリーガ7試合で、早くも4枚目のイエロー。マドリーはこのカードに異議を申し立てたが、認められなければ、コナテはクラシコを前に累積警告の「リーチ」状態になる。 ✅ 「審判の扱い」を訴える象徴に ビジャレアル戦の後に起きた、マドリーと審判の何度目か分からない「戦争」では、多くの選手の名前が挙がっている。その1人がコナテだ。 コナテは、マドリーが審判から受けている扱いを訴えるうえで、重要な存在になっている。 土曜日の騒動の中心は、ヴィニシウスへの一発レッドだった。しかしマドリーは、それとは別に、新たなイエローカードの「嵐」にも不満を抱いている。マドリーはファウル8回で、イエロー5枚を受けた。 ✅ 触れていないのにイエロー 中でも最も物議を醸したのが、コナテのイエローだ。ジェラール・モレノへのプレーで警告を受けたが、ファウルですらなかった。 実際、コナテはファウルを取られないよう、接触がなかったことをはっきりとジェスチャーで示していた。それなのにファウルを取られただけでなく、イエローまで提示された。 「コナテは目を疑っているに違いない」 レアル・マドリードTVは、この場面を振り返ってこう伝えた。 ✅ プレミア時代の3倍以上のペース レアル・マドリードTVは、告発ともいえるデータも示した。 コナテにとってこれは今季4枚目のイエローで、出場したリーガ7試合で、1試合平均0.57枚になる。一方、プレミアリーグでの直近2シーズンは、67試合でイエロー12枚(1試合平均0.17枚)だった。 ✅ セビージャ戦でイエローなら、クラシコ欠場 問題は、この4枚目のイエローで、コナテがクラシコを前に累積警告のリーチになったことだ。セビージャ戦でイエローを受ければ、バルサ戦には出場できない。 ただ、マドリーはこのカードに異議を申し立てており、事務的な手続きで回避できる可能性はまだある。 異議が認められなかった場合、モウリーニョ監督は累積警告でコナテを失わないよう、セビージャ戦で彼を守る(休ませる)ことをほぼ強いられることになる。
レアル・マドリードのロッカールームから不満「ヴィニの件がレッドで、フェデの件がそうでないのはおかしい」──クラシコ欠場は確実か
スペイン紙『MARCA』が伝えた。ビジャレアル戦(1-0)の勝利から数時間たっても、マドリーでは審判への不満が収まっていない。ロッカールームでは、ヴィニシウスの退場そのものより、過去の試合でのVARの対応との違いに納得がいかないという声が上がっているという。 ✅ 「フェデへのタックルは見逃されたのに」 ベルナベウのロッカールームで、選手たちは判定への不信感を隠さなかった。ヴィニシウスへのレッドカードは不満の一部にすぎない。処分自体は妥当だったかもしれないと認めつつも、ダービーのように、マドリーに有利になりえた場面でVARが動かなかったことに納得していない。 「髪を引っ張ったのがレッドで、この前のフェデ(バルベルデ)へのタックルが見過ごされるなんて、ありえない」。勝利の後、ロッカールームではそんな声が聞かれたという。 ✅ 審判団の「見下した」態度にも怒り マドリーの不満はそれだけではない。ファウルはわずか8回だったのに、レッドカード1枚とイエローカード5枚。13回ファウルしたビジャレアルはカード2枚だった。 何より選手たちを怒らせたのは、ディアス・デ・メラ主審の副審と第4審判の「見下した」態度だったという。モウリーニョ監督は試合中、第4審判に何度も詰め寄った。 試合後もかなり熱くなっていたモウリーニョ監督は、会見を開かないことを選んだ。近しい人には「話さないのは、セビージャ戦とバルサ戦でベンチにいたいからだ」と話したという。 ✅ ヴィニシウス「意図的ではなかった」 最も打ちのめされていたのは、当然ヴィニシウスだった。ベンチスタートだったが、投入されるとマドリーの攻撃を一変させた。問題の場面が起きるまでは。 ヴィニシウスはチームメイトに、サリバとの場面は意図せず引っかかってしまったもので、相手を傷つけるつもりはまったくなかったと説明した。実際、サリバはそのままプレーを続け、ゴールが取り消されたプレーにも関わっていた。 ロッカールームはヴィニシウスの説明を受け入れ、「彼はそんなことができる人間じゃない」と話しているという。 ✅ クラシコ欠場は確実か ただ、ディアス・デ・メラ主審の報告書の内容を受けて、マドリーはヴィニシウスが10月25日のクラシコを欠場すると見ている。たとえクラブの異議申し立てが認められても、処分は最低2試合になるからだという。 ✅ コナテのイエローにも異議 一方、マドリーは終盤にコナテに出されたイエローカードについても異議を申し立てる。ジェラール・モレノへのファウルとされたが、映像ではコナテは相手に触れていないとして、取り消されると確信している。 このイエローが維持されれば、コナテにとってリーガ8試合で4枚目の警告になる。昨季のプレミアリーグでは、36試合で7枚だった。
レアル・マドリードのヴィニシウス、髪を引っ張りVAR判定で退場──クラシコ欠場の可能性も、陣営は「バレンシア戦のルールを忘れている」
英国スポーツメディア『The Athletic』が伝えた。マドリーのヴィニシウスが、リーガのビジャレアル戦の後半、ナタン・サリバの髪を引っ張ったとしてVARの確認を経て退場になり、ベルナベウで大きな論争を呼んだ。試合はヤン・ディオマンデのマドリー初ゴールで1-0の勝利に終わった。 ✅ 幻の2点目からVARで退場 ベンチスタートだったヴィニシウスは、71分、ベリンガムとの見事なコンビネーションから2点目を決めたかに見えた。 しかしディアス・デ・メラ主審はVARと確認したうえで、攻撃の始まりの場面でヴィニシウスが相手の髪を引っ張っていたとしてゴールを取り消した。 ヴィニシウスは信じられないという反応を見せ、主審に激しく抗議しに向かい、チームメイトに引き離された。 ✅ クラシコも欠場の可能性 主審の報告書次第では、10月25日にカンプ・ノウで行われる今季最初のクラシコも出場停止で欠場する可能性がある。翌週のセビージャ戦は欠場が決まっている。 ✅ 2025年のバレンシア戦との「逆」の構図 ヴィニシウスは、2025年1月のメスタージャでのバレンシア戦でも、似た出来事の中心にいた。この時は、GKストレ・ディミトリエフスキがヴィニシウスの編み込みの髪を引っ張ったように見えた。ヴィニシウスは突き飛ばして反撃し、一発退場になった。 ヴィニシウスの陣営は同メディアに、「(今回のレッドカードは)妥当だ。でも、バレンシア戦ではそのルールが忘れられていた」と話した。 同じ土曜日の夜には、マドリーの女子選手アテネア・デル・カスティージョも、スペイン女子代表のアメリカ戦で、髪を引っ張って退場になっている。 ✅ 天国から地獄へ この出来事は、ヴィニシウスが最近直面している苦境を象徴している。今季は全大会9試合で1ゴール3アシストにとどまり、ベルナベウでは繰り返しブーイングを浴びてきた。 こう着した試合で勝利を決めるかに見えた輝かしいプレー。エンブレムにキスするゴールセレブレーション。ビジャレアルのゴール前まで走ってきて抱きしめたモウリーニョ監督。そこから一転してのレッドカードと、その後の影響――。 ✅ 「ネグレイラは今も笛を吹いている」 試合序盤から、スタジアムには審判への緊張感が漂っていた。前半には「ネグレイラは今も笛を吹いている!」や、すっかりおなじみになった「連盟は腐敗している!」といったチャントが聞かれた。 緊張はベンチにも広がり、モウリーニョ監督とスタッフは審判団の判定に抗議を続けた。 9月のダービーの敗戦後、問題の場面を印刷して会見に持ち込んだモウリーニョ監督が、今回は試合後にこの件について話さないとはっきりさせたのは、特に驚きだった。クラブの関係者によると、セビージャ戦とバルサ戦の出場停止処分につながる発言を避けたかったためだという。
レアル・マドリードのモウリーニョ監督がビジャレアル戦後に「沈黙」──クラシコ前の処分を避けるため会見欠席
スペイン紙『AS』が伝えた。マドリーのモウリーニョ監督が、ビジャレアル戦(1-0)の後、記者会見にもクラブのテレビ局にも姿を見せなかった。2週間後のクラシコに出られなくなるような処分を避けるためだという。 ✅ これまで一度も会見を欠かさなかった モウリーニョ監督が会見好きでないのは、よく知られている。数週間前には記者たちに「1回省いてくれるなら、つまむものを持ってきて少し楽しもう」と冗談を言っていた。 それでも、ここまでは会見を一度も欠かさなかった。F1のグランプリでバルデベバスへの交通が混乱したラージョ戦の前日も、わざわざベルナベウに移動して会見を開いた。回答も短くなく、毎回丁寧に答えていた。その流れが、ビジャレアル戦の後で途切れた。 ✅ 30人の記者の前に現れず 勝利の後、モウリーニョ監督はベルナベウの会見場に現れず、普段なら最初に応じるレアル・マドリードTVのインタビューも受けなかった。 ビジャレアルのイニゴ・ペレス監督の会見を終え、約30人の記者がモウリーニョ監督を待っていたところで、クラブの広報部が「モウリーニョは出てこない」と伝えた。 ✅ 理由は「クラシコに出られなくなるのを避けるため」 同紙によると、モウリーニョ監督はクラブに、2週間後のクラシコに出られなくなるような処分を受けかねない発言を避けるため、話さない方がいいと説明したという。 クラブ内部では、ディアス・デ・メラ主審が試合を完全にコントロールできなくなり、雰囲気にのまれたと嘆いている。マドリーが絡むと、それがいつものことになりつつあるという見方だ。 マドリーのファウルは8回、ビジャレアルは13回だったのに、マドリーにはレッドカード1枚に加え、イエローカードが6枚出された。クラブはこれを行き過ぎだと感じている。 ✅ 答えの出なかった疑問 モウリーニョ監督の口から答えが聞けなかったことで、多くの疑問が残った。 ヴィニシウスを投入した際に、ギュレルを中盤に、バルベルデを右SBに移した采配の意図。ヴィニシウスの退場と、ディアス・デ・メラ主審による「カードの雨」。 同じ日のアラベス対アトレティコでは、アラベスのアレックス・ペレスがフリアン・アルバレスへのタックルで退場になった。主審がその場で判断していたにもかかわらずVARが介入した場面で、ダービーでのイ・ガンインのバルベルデへのタックルとは対照的だった。 さらに、取り消された2点目の際、50メートル以上走ってヴィニシウスと喜びを分かち合ったモウリーニョ監督が、何を話したのかもわからないままだ。 答えが聞けるのは、ローマでのCLの前日会見となる火曜日になりそうだ。
元レアル・マドリードのグティと元バルサのジョルディ・アルバが、クラシコ前の「合宿」でファンをおもてなし
スペイン紙『AS』が伝えた。10月25日のクラシコを前に、ラ・リーガとAirbnbが特別な企画を行う。マドリーのアンバサダーのグティと、バルサのアンバサダーのジョルディ・アルバがホストを務め、ファンと一緒にクラシコ前の「合宿」を過ごすという。 ✅ マドリードとバルセロナの中間の村で 企画は10月20日、テルエル県の小さな村プエルトミンガルボで行われる。マドリードとバルセロナのちょうど中間にあり、マドリディスタとクレの「中立地」で、大一番を前にした合宿を開く。 ✅ プロ選手のような合宿体験 内容は、プロ選手の日課をもとにしたプログラムだ。今世紀のリーガを代表する2人のスター選手とのトーク、軽いトレーニング、栄養バランスのとれた食事を体験できる。 さらに、25日のクラシコをVIP席で観戦できる。 合宿中は、プエルトミンガルボの旧市街のガイドツアー、村のバーやパン屋、工房めぐりなどで地元の人々とも交流できる。秋の風物詩であるキノコ狩りができるハイキングもある。 ✅ 参加は無料、申し込みは10月13日から 参加費は無料で、すべてのアクティビティ、食事、プエルトミンガルボでの2泊の宿泊、マドリードまたはバルセロナからの往復バスが含まれる。 対象は2人の旅行者で、それぞれ4人の同行者を招待できる。申し込みは、10月13日14時(スペイン時間)から、Airbnbの特設ページ(www.airbnb.com/laliga-elclasico)で受け付ける。日本時間では同日の夜21時ごろになる。 ✅ 地方の村を支える取り組みも この企画は、Airbnbとラ・リーガの3年間の公式スポンサー契約の2シーズン目の取り組みの一つだ。サッカーにまつわる特別な「Airbnb体験」を通じて、ファンをスペインサッカーの中心に近づけるとともに、スペインの地方の村を支援することも目指している。
ネグレイラ事件、刑法専門の弁護士が解説「UEFAは過小評価されている本当の脅威」──レアル・マドリードの戦略とは
スペイン紙『MARCA』が、刑法を専門とする弁護士セサル・ラヘ氏にインタビューし、ネグレイラ事件の法的なポイントを聞いた。ラヘ氏は、UEFAこそ「人々が過小評価している本当の脅威」だと語る。 ✅ 解説するのはどんな人? UEFAがマドリーからネグレイラ事件の資料を受け取ったことで、フロレンティーノ・ペレス会長が「スポーツ史上最も深刻な腐敗事件」と呼ぶこの件に、再び注目が集まっている。 その中で、マドリディスモの間で拡散されたのが、ラヘ氏のSNSでの解説だった。スペイン北西部オウレンセで約20年活動する刑法専門の弁護士で、今後執筆する博士論文のテーマは、この事件の中心となる刑法286条の2第4項の「スポーツにおける私人間の汚職」だという。 ✅ 「罰するのは結果ではなく合意」 ラヘ氏がまず強調するのが「抽象的危険」という考え方だ。 「スポーツの汚職を罰する刑法の規定は、結果ではなく合意を罰する。つまり、試合が八百長だったと証明する必要はない。有利な扱いを得るための約束があったと証明すれば十分だ。飲酒運転と同じ理屈で、事故が起きなくても犯罪になる。だから『八百長の試合は1つもない』という主張は、言葉としては成り立っても、法的な反論にはならない」 ラヘ氏は、最高裁がすでに2023年1月のオサスナ事件でこの規定を適用し、スペインで初めてスポーツ汚職の有罪判決が確定したことも指摘する。 ✅ 「中立性を買う」という矛盾 バルサは、支払いは審判の「中立性」を確保するためだったとしている。これについてラヘ氏は、「中立性」という言葉そのものに法的な落とし穴があると言う。 「この規定が守っているのは競技の公正性、つまりすべてのクラブが審判制度の前で平等な条件で戦うことだ。審判の中立性は、クラブが買えるサービスではなく、すべてのチームに対する制度側の義務だ。中立性を『確保する』ためにお金を払うということは、払わなければ他と同じ条件で中立性を得られないと暗に言っていることになる」 有利な扱いを求めるという目的(主観的要素)は、録音や自白ではなく、複数の状況証拠を積み重ねて立証するものだという。最高裁はオサスナ事件でも、この方法を認めている。 ✅ 時効がなかったらどうなっていた? ラヘ氏は、2つの面を分けて考える必要があると説明する。 スポーツ行政の面では、時効はわずか3年。時効でなければ、スポーツ上級評議会(CSD)による1件あたり最大40万ユーロの罰金や役員の資格停止、連盟によるユヴェントスのような勝ち点はく奪もありえたという。「バルサは、この種のケースを想定していない短い時効の恩恵を受けた。技術的には正当だが、疑問は残る」 刑事面では、ラポルタ会長の2003〜2010年の在任期間は時効で打ち切られた。だからラポルタ会長は被疑者ではなく証人として証言しているのだという。 「そして、比べられるような時効がない3つ目の道がある。UEFAだ。そこが、人々が過小評価している本当の脅威だ」 ✅ UEFAは「スペインの最高裁を待たない」 ラヘ氏によると、UEFAはこれまで、手続きを閉じずに様子を見るという「上品な不作為」を続けてきた。しかし、マドリー、ラ・リーガ、連盟からの報告で、その慎重姿勢を見直さざるを得なくなっている。 「公判開始の決定が出れば、私はほぼ確実だと見ているが、UEFAは独自の手続きを始めるのに必要な文脈を得ることになる。UEFAはスペインの最高裁を待たない。独自の試合をしている。UEFAの懲戒処分は、スペインで刑事判決が確定する何年も前に出る可能性がある」 ✅ 過去のUEFAの処分 UEFAの処分の幅は広い。上限のない罰金、勝ち点の減点、欧州カップ戦からの除外、選手登録の禁止、例外的にはタイトルのはく奪まである。 前例としてラヘ氏は、1993年にスーパーカップ、インターコンチネンタルカップ、CLから除外されたマルセイユ、2年間欧州の大会から締め出されたフェネルバフチェ、1年のベシクタシュ、2013年にCLから除外されたメタリスト・ハルキウを挙げる。「ネグレイラ事件で処分の時が来れば、金額の大きさと17年という期間は加重要素になる」 スペインに最も近い例はオサスナだ。最高裁の判決後、UEFAはオサスナを2023-24シーズンのカンファレンスリーグから暫定的に除外した。スポーツ仲裁裁判所(CAS)がその後この除外を取り消し、オサスナは出場できたが、UEFAが独自に即座に動いたことが重要だという。 ✅ アームストロングやユヴェントスとは違う ランス・アームストロングやユヴェントスのように、タイトルはく奪まで行くのか、という質問には、構造が違うと答えた。 アームストロングは検体や薬物の痕跡といった直接的な証拠で、ユヴェントスの「カルチョポリ」も、強化責任者と審判関係者の電話の録音という直接証拠で処分された。 「ネグレイラ事件は、状況証拠を積み重ねて構築される。本当に比較できる前例はアームストロングでもユヴェントスでもなく、オサスナ事件だ」 ✅ マドリーは「3つの盤上」で戦っている マドリーの戦略については、3つの盤上で同時に戦っていると分析する。 1つ目は刑事手続き。私訴原告として加わったことで、捜査記録をすべて閲覧でき、証拠を提出し、尋問に参加し、何より手続きを打ち切ろうとする動きに不服を申し立てられる。「検察がためらっても、マドリーが訴追を続ける限り、手続きは生き続ける」 2つ目は国際的なスポーツの場。UEFAやFIFAへの報告は、スペインの刑事手続きとは独立した懲戒の仕組みを動かす。マドリーは、こちらの方が何年も早く結果が出る可能性を知っているという。 3つ目はメディアと世論。事件への注目を保つことで、ひっそりと打ち切られたり軽い結論で終わったりするのを防ぐ狙いがある。 「競争上の思惑があるのは隠さない。だが法的には関係ない。私訴原告に利他的な動機は求められていない。手続き的によく組み立てられた戦略だ」 ✅ 「バルサは無罪と推定される」 バルサの弁護戦略を問われると、ラヘ氏は答えるのは自分の役割ではないとしたうえで、こう強調した。 「バルサは、どんな人や団体とも同じく、推定無罪の原則に守られている。有罪判決が確定するまで、クラブは法的に無罪だ。さらに『疑わしきは被告人の利益に』の原則もある。メディアの騒ぎで世論がこれを忘れがちだからこそ、あえて言っておきたい」 有罪になるかどうかの予想も控えた。「開かれた事件の予想はしたくない。判断するのは裁判所だ」 ✅ マドリディスタだが「最も好きなバルサはクライフのドリームチーム」 ラヘ氏は、自身が物心ついたときからのマドリディスタだと明かしたうえで、「ファンとしての自分と法律家としての自分は別の次元にある。次のクラシコで誰が勝とうと関係ない」と話す。 最も好きだったバルサは、ヨハン・クライフ監督の「ドリームチーム」だという。「スペインサッカーに起きた最高の出来事の一つだった。ライバルの偉大さを認めることも、誠実なファンであることの一部だ」 そして最後にこう付け加えた。「罪に問われている事実は、特定の時期の特定の人物に関するものであって、歴史的な存在としてのバルサや、そのファンや選手に関するものではない。真剣な法律家は、その区別を保たなければならない」 ※ネグレイラ事件はスペインで刑事手続きが進行中で、バルサは不正を否定しています。本記事は弁護士の見解を紹介したものです。
レアル・マドリードのヴィニシウス、ブラジル代表でも復調できず──クラシコ前にモウリーニョに託された「救出」
スペイン紙『MARCA』が伝えた。マドリーのヴィニシウスは、ブラジル代表でも本来の姿を取り戻せないまま代表ウィークを終えた。アンチェロッティ監督のもとでも輝けず、決戦のクラシコを前に、ヴィニシウスを立て直す役目はモウリーニョ監督に委ねられた。 ✅ インド戦はハーフタイムで交代 ブラジル代表での3試合目、インド戦(4-0)で、アンチェロッティ監督は2-0でリードしたハーフタイムにヴィニシウスを下げた。 この試合でも、マドリーでの最高の姿を知るアンチェロッティ監督が期待するヴィニシウスは見られなかった。全幅の信頼を寄せるモウリーニョ監督のもとでも、まだほとんど本来の姿を見せていない。 ✅ 3試合で1ゴール 長い代表ウィークを、ヴィニシウスは3試合1ゴールで終えた。 オーストラリアとの1試合目は無得点。試合は終了間際のハヤンのゴールで1-1の引き分けに持ち込んだ。2試合目はブラジルが快勝し、ヴィニシウスがこの代表ウィーク唯一のゴールを決めた。 3試合目のインド戦では枠内シュートを3本放ったが、マドリーでの今季序盤と同じく、どこか冴えない内容だった。仕掛け続け、攻撃も彼のサイドに集まったが、ラストパスとシュートの精度を欠いた。 ✅ アンチェロッティ「ベストの状態ではない」 アンチェロッティ監督も、モウリーニョ監督がすでに確認している現実を目の当たりにした。会見では「ベストの状態ではない」と語っている。 それでも、誰よりもヴィニシウスを知る元マドリー監督の信頼は揺らいでおらず、3試合すべてで先発させた。 ✅ マドリーで在籍後最悪のスタート マドリーでは8試合で1ゴール2アシスト。600分以上に1点のペースで、唯一のゴールは第2節のホームのレアル・ソシエダ戦だった。マドリーに定着してから最悪のシーズンスタートだ。 皮肉なことに、昨季最も調子が良かったのは、エムバペが膝の負傷でセカンドオピニオンを求めて離脱していた時期だった。契約を延長したものの、それに見合うプレーはまだ見せられていない。 ✅ 「無条件ではない」モウリーニョ マドリーのヴィニシウスへの信頼は絶大だが、ダービーでは、モウリーニョ監督が無条件に起用し続けるわけではないことも示された。ハイセンの退場で交代を余儀なくされた面もあるとはいえ、54分にベンチに下げた。一方、エムバペは今も最後まで交代しない選手だ。 ディオマンデが迫っている。ヴィニシウスの代わりに出るとは限らず、ほかの選手が犠牲になる可能性もあるという。 ✅ クラシコ、そしてバロンドール マドリーが早々にリーガで取り残されないためには、最高のヴィニシウスが必要だ。カンプ・ノウでは、これまで何度もヴィニシウスの最高の姿が見られてきた。首位と6ポイント差の今、10月25日の一戦は決定的に重要だ。 クラシコの翌日には、ロンドンで新たなバロンドール受賞者が発表される。わずか2年前、ヴィニシウスはまさかの形で受賞を逃し、ロドリが選ばれた。今年は有力候補にすら入っていない。 ベルナベウはすでに何度も、以前の姿に戻るようメッセージを送っている。ヴィニシウスは、ベルナベウでも目覚める必要がある。
レアル・マドリードとバルサの差を数字で比較──走らない、奪えない、決めきれない
スペイン紙『AS』が、Sofascoreのデータをもとに、マドリーがどこを改善できるかを分析した。守備の強度、ボール奪取、ポゼッション、運動量、そして決定力。数字はマドリーにまだ大きな伸びしろがあることを示しているという。 ✅ 結果は悪くない、それでも6ポイント差 結果だけ見れば、マドリーの序盤戦はそれほど悪くない。全8試合で6勝2敗。リーガでは5勝2敗で4位だ。 しかし、全勝で大量得点を重ねるバルサとの差は6ポイント。そのせいで、マドリーの状況は実際よりはるかに悪く見える。10月25日のクラシコが、すべてを左右することになる。 代表ウィークは、モウリーニョ監督が何がうまくいっていないかを分析する機会でもある。数字にできない要素もあるが、データから学べることも多いと同紙は書く。 ✅ 走る量も、ファウルも少ない すでに話題になったとおり、マドリーは1試合平均の走行距離がリーグ最少(96.5km)で、バルサ(104.5km)より約8km少ない。高強度のスプリントも1試合394回でリーグ19位、エルチェより100回近く少ない。 守備でできることはまだある。マドリーのファウル数はリーグ最少の59回で、エスパニョール(120回)の半分以下。その一方で、相手から受けたファウルはリーグ最多の97回だ。 ボール奪取は302回で16位(バルサより38回少ない)、インターセプトも17位にとどまっている。 ✅ 「支配しているから」は当てはまらない マドリーはビッグクラブで、相手を支配する時間が長いため、ボールのない場面で激しく行く機会が少ないだけだ、という見方もできる。 しかしデータはその説を裏付けない。マドリーのボール支配率は平均52.3%で半分をわずかに超える程度。バルサの68.7%に遠く及ばず、ビジャレアル(61.4%)、アトレティコ(59.1%)、ベティス(53.6%)にも下回っている。 バルサはボールを持つことで守備も安定させている。被シュートはわずか51本(うち枠内22本)。マドリーは89本(同31本)を打たれている。 ✅ 決定力の差は歴然 守備だけでなく、攻撃でも改善の余地がある。特に決定力だ。 マドリーのゴールは18で、バルサ(31)より13少ない。それでいてシュート数はほぼ同じで、バルサ150本、マドリー131本。枠内シュートでは58本対53本と、差はさらに小さい。 バルサは枠内シュート約1.8本で1点を取るが、マドリーは約3本が必要だ。 ✅ ラフィーニャとエムバペ その差が最もよく表れているのが、両チームの得点王の数字だ。 ラフィーニャは、わずか25本のシュート(うち枠内16本)で12ゴール。一方、膝の負傷からの復帰時期が注目されるエムバペは、41本のシュート(同22本)で7ゴールだ。
ネグレイラ事件、レアル・マドリードの資料提出にバルサが反論「手続きは再開されていない」
英国スポーツメディア『The Athletic』が伝えた。UEFAがマドリーから「ネグレイラ事件」に関する大量の資料を受け取ったと発表したことを受け、バルサとマドリーがそれぞれ声明を出した。両クラブの主張は真っ向から対立している。 ✅ 2001〜2018年に計840万ユーロ 問題となっているのは、バルサが2001年から2018年にかけて、スペインサッカー連盟審判委員会の元副委員長ホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラ氏に支払った計840万ユーロだ。2023年2月に明るみに出た。 2023年6月、UEFAの調査官はバルサへの処分を見送り、バルサはその後もUEFAの大会に出場し続けている。バルセロナの裁判所での捜査は2023年から続いており、まだ終わっていない。 ラ・リーガのテバス会長は2023年3月、時期が古すぎるため「何の措置も取れない」とし、「スポーツ法では時効だが、刑法では時効ではない」と話していた。 ✅ バルサ「不正はしていない」 バルサは一貫して不正を否定している。ラポルタ会長は2023年4月の会見で、支払いは「プロの審判に関する」報告書を提供した「外部コンサルタント」への正当なものだったと説明し、「競技の結果を変えたり、スポーツ上の利益を得たりする目的での行為は一切していない」と述べた。 ✅ バルサの声明「一度も閉じられていない」 バルサは木曜日の声明で、UEFAは「新たな手続きを開始していない」と強調した。 「手続きは2023年に、2人の調査官の任命とともに始まり、調査官は適切と判断した対応を取ってきた。クラブは常にすべての要請に応じてきた。手続きは再開されていない。一度も閉じられていないからだ」 「この資料について、どのような対応を取るか、あるいは取らないかを決めるのは調査官だ。現時点で、バルサに新たな要請はなく、マドリーの申し立てがクラブに送られてもいない。そうなれば、クラブはしかるべく対応する」 ✅ マドリーの声明「最大限の緊急性で」 一方のマドリーは声明で、次のように訴えた。 「当クラブの申し立てには、競技の公正性と審判制度への信頼に直接影響する、極めて重大な出来事に関する膨大な資料と証拠が含まれている」 「UEFAがこの資料を手にした今、調査が最大限の緊急性をもって完全な結論まで進められ、所管機関が確認された事実の重大さに応じた適切な決定を下すことが不可欠だと考える」 ✅ 「体制のチーム」をめぐる応酬 マドリーが2023年4月に被害者としてこの事件に正式に加わって以来、両クラブの辛辣な応酬が続いている。 ラポルタ会長は当時、「マドリーは歴史的に審判の判定で優遇されてきた。70年間、政治・経済・スポーツの権力に近い『体制のチーム』だった」と反論した。ここでいう「体制」とは、1939年から1975年までスペインを支配したフランコ将軍の独裁政権のことだ。 これに対しRMTVは、フランコ政権はむしろバルサを優遇していたと主張する動画を公開。動画の最後には、サンティアゴ・ベルナベウ元会長が「体制のチーム」という呼び方に激しい言葉で怒りをあらわにした発言が使われた。 両クラブの関係は、2月に正式に確定したバルサのスーパーリーグ構想からの離脱でも悪化している。 ✅ ペレス会長「史上最大のスキャンダル」 フロレンティーノ・ペレス会長は5月、再選への意欲を示した会見で、UEFAに資料を送ると表明していた。 「この3年間、私たちは前例のない腐敗事件、史上最大のスキャンダルであるネグレイラ事件に直面してきたことがわかった。当時の審判は今もラ・リーガなどで笛を吹いている。UEFAが芽を摘めるよう、包括的な資料をまとめて提出する」 「審判技術委員会の委員長は、忘れるべきことだと言う。私たちは500ページの資料を作っており、シーズンが終わり次第送る」 ✅ バルサはペレス会長に法的措置 バルサは6月、この発言を「中傷」だとして法的措置を取ると警告した。 バルサは和解手続きの申し立てを行った。正式な訴訟の前に、相手方(今回はペレス会長)が発言を撤回できる手続きだ。撤回しなければ、ペレス会長を刑事告訴するとしている。 先週、この和解手続きの期日が11月25日に決まった。
ネグレイラ事件、UEFAがレアル・マドリードからの大量の資料受領を発表
スペイン紙『MARCA』が伝えた。UEFAは、いわゆる「ネグレイラ事件」をめぐるバルサへの調査に関して、マドリーから大量の資料を受け取ったと公式に発表した。2023年に開始し、その後保留されていた手続きの中で、内容を分析するという。 ✅ UEFAの声明 UEFAは公式チャンネルで次のように発表した。 「UEFAは、スペインサッカー連盟(RFEF)審判技術委員会の元副委員長ホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラ氏に関する、FCバルセロナへの進行中の調査(いわゆる『ネグレイラ事件』)に関連する大量の資料を、レアル・マドリードCFから受け取ったことを確認する」 「UEFAの倫理・懲戒調査官もこれらの資料を受け取っており、審査の枠組みの中で分析する」 ✅ 国内の捜査は年末に終結の見通し マドリーは数か月前から、事件のすべての経緯をまとめた詳細な報告書を準備していた。国内でなかなか進展がない中、国際的な場でバルサに責任を問おうとしてきたという。 スペインの刑事手続きでは、担当判事が、検察も支持したマドリーによる捜査期間の6か月延長の申し立てを退けた。捜査は2026年末に終結し、来年に公判期日が決まる見通しだ。 ✅ UEFAとの関係修復の中で マドリーはUEFAとの関係を修復し、欧州のクラブ団体EFCとも和解目前の状況にある。その話し合いのすべてで、サッカーとこのスポーツの信頼性のためにバルサへの処分が必要だと訴えてきたという。 今後は、マドリーの資料と、バルサが提出するとみられる反論を検討したうえで、処分の対象になるかどうかをUEFAが判断することになる。 ✅ 2023年に開始、刑事手続き待ちで保留 UEFAの倫理・懲戒調査官は2023年3月、ネグレイラ氏への支払いをめぐってUEFAの規則に違反した可能性があるとして、この件の手続きを開始した。 しかし、スペインの通常の裁判所での刑事手続きの進展を待つため、手続きを一時的に保留していた。 ✅ マドリーの主張 マドリーは、スーパーリーグ構想でバルサが離れてから、この件に本格的に取り組むようになった。 6月17日には声明を出し、バルサによる「長期にわたる、不透明で、検証可能な正当性を欠いた支払い」があったという、当初から知られていた疑いを「決定的に裏付ける重要な証拠」の存在をUEFAに伝える文書を送ったと発表した。 声明でマドリーは、これらの事実はスポーツの懲戒法の観点から「競技の公正性にとって最も重大なシステム上のリスク」だと主張。UEFAに対し、手続きの即時再開と、進行中の裁判手続きとは別に、スポーツの領域での「断固とした、模範的で、即時の対応」を求めていた。 ※ネグレイラ事件はスペインで刑事手続きが進行中で、バルサは不正を否定しています。
マドリーのサラリーキャップは8億3270万ユーロでリーガ1位、バルサと大差
スペイン紙『AS』が伝えた。ラ・リーガが2026-27シーズンの1部・2部各クラブの「スカッドコスト上限」(いわゆるサラリーキャップ)を発表した。マドリーとバルサが突出しており、専門家たちはその背景に両クラブのグローバルな展開があると分析している。 ✅ マドリーは8億3270万ユーロでトップ マドリーの上限は8億3270万ユーロで1位。バルサが5億8770万ユーロ、アトレティコが3億6120万ユーロで続く。 ほかのクラブとの差は、スペインのクラブ間の資金力の格差を示しており、商業面での存在感やスポーツマーケティング、収入源の違いと結びついている。 ✅ 資金力の差はタイトルの差に この経済的な差は、ピッチ上の成績にも表れている。支出できる額が大きいほど、スカッドに投資する余地も大きくなる。マドリーとバルサは、引き続きタイトルの大部分を手にしている。 サッカー関係者が集まる年次イベント「FutPro Expo」のアレシャンドレ・フロタCEOは、「マドリーとバルサとほかのクラブとの経済的な差は、スカッドの価値にも、長年のタイトル争いにも表れている。収入を生み出す力はサッカーの競争力を決める要因で、より大きな投資を可能にし、差をさらに広げる循環を生む」と話す。 ✅ サラリーキャップの仕組み ラ・リーガのサラリーキャップは、各クラブの経済力に応じて、スカッドにかけられる費用の上限を決めるものだ。選手の年俸だけでなく、コーチングスタッフやサッカー部門のその他の費用も含まれる。 上限は大きく2つに分かれる。 ・登録対象スカッド:男子トップチームのみが対象。トップチームの選手、監督、アシスタント、フィジカルコーチが含まれ、新加入選手を登録できる余地を決める上限になる。 ・登録対象外スカッド:女子チーム、下部組織、ほかの競技など、そのほかの部門の費用。 ✅ カンテラが戦略的な武器に 若手育成の費用は「登録対象外」に含まれるため、カンテラは収支のバランスを取り、価値ある資産を生み出すための最も戦略的な手段の一つになっている。 フラメンゴと提携するブラジルの育成クラブ、インテル・ジ・ミナスのルシアナ・ミランダ財務部長は、「投資はプロのスカッドだけに集中させる必要はない。方法論、施設、優秀な人材を備えた下部組織づくりも、中長期的に競技面と財務面の成果を生む投資だ」と話す。 ✅ 「予防的な管理モデル」 スポーツファイナンスの専門家で、Channel Associadosのマネージングパートナーを務めるモイセス・アサヤグ氏は、「ラ・リーガのサラリーキャップは、財政責任と長期的な財務バランスのための基本的な予防的管理モデルだ。上限を各クラブの収入に連動させることで、予算の規律や、カンテラの有効活用、選手売却、資産価値の向上といった新たな収入源を探すよう促している」と分析する。 ✅ 国内市場か、世界市場か 放映権、スポンサー、チケット収入、賞金、商業収入を多く生み出すクラブほど、上限は高くなる。 スポーツマーケティングの専門家アンデルソン・ヌネス氏は、「ラ・リーガの経済格差はブランドの国際化の結果だ。ほとんどのクラブが国内市場に頼っているのに対し、マドリーとバルサは世界規模で事業を展開している。国際的なマーケティングが大型スポンサーと新たな収入源を呼び込み、ほかのクラブとは不釣り合いな支出上限を支え、格差をさらに広げている」と指摘する。 世界規模の収入がトップ選手への投資を可能にし、それがさらなるタイトル、注目度、新たなスポンサーを生む。サラリーキャップは財務の健全性を保つための仕組みだが、新たな数字は、マドリーとバルサとスペインのほかのクラブとの大きな経済格差を浮き彫りにしている。
モウリーニョの最大の敵はバルサではなく時間だ
スペイン紙『El País』で、元マドリーの選手でありGMも務めたホルヘ・バルダーノ氏が、コラム「El Juego Infinito」でモウリーニョ監督の現在地を論じた。同氏は、マドリー第2次政権でのモウリーニョ監督の最大の敵はバルサではなく「時間」だと指摘している。 ✅ 「モウリーニョ主義」の預言者 同氏はまず、「モウリーニョ主義には預言者がいる。ジョゼ・モウリーニョだ」と書き出す。 そして預言者には、信者から「自分たちが作り上げたイメージどおりであれ」と求められるという厄介さがあると指摘する。 ✅ フリックは「敵役」にならない 舞台も変わった、と同氏は言う。バルサのハンジ・フリック監督は、対立を芝居に仕立てる相手としては物足りない。リングに上がる姿が想像しにくいからだ。 毎月のように「今月の敵」になり得たグアルディオラとは違う。対戦相手がいなければ、モウリーニョ監督は、しかも別の時代の芝居を一人で演じることになりかねないという。 ✅ 穏やかに戻ってきたが…… 迫害されていると感じているマドリーにとって、ここ40年で最も人をかき立てるリーダーであるモウリーニョ監督は好都合な存在だ、と同氏は認める。 モウリーニョ監督はチームを率いるだけでなく、ムードを操り、ロッカールームを守り、敵を作り出し、記者会見を試合の延長戦に変えてきた。 今回はより穏やかに、世界と和解したかのように戻ってきた。アセンシオを教育し、ヴィニシウスをなだめ、かつて侮辱したペジェグリーニに謝罪する。長年他人を変えようとしてきた男が、自分自身を変えようとしているように見えた。 ✅ 審判は「イカ墨」 しかし、「モウリーニョ主義」は穏やかなモウリーニョを受け入れはしても、愛しているのは要求が厳しく好戦的なモウリーニョだ。怠け者を働かせ、審判を見逃さず、クラブの代弁者になることを求める。 最初の本格的な逆境で、再び審判の話が持ち出され、聞き覚えのある音楽が流れた。「あまりにも聞き覚えがある」と同氏は書く。 「審判はいつもイカ墨だ。本当に見るべきものから目をそらさせる」。実際には、マドリーはボールがないときのプレスが足りず、ボールを持てば組み立てに苦労している、と指摘する。 ✅ 変わったのはサッカーそのもの 同氏が最も興味深いとするのは、すべてが変わったことだ。 選手は代理人、広報アドバイザー、個人ブランド、そして誰の許可もなく語りかけられる数百万人のフォロワーを持ち、以前より力を持っている。記者会見はもう物語を独占していない。「モウリーニョは、監督が会話の主導権を握っていた時代の名人だった。今、会話はあらゆる場所で起きている」 ピッチの上でも、チームはよりコンパクトに動き、多くの人数で攻守を行い、考える時間を与えない。才能が勝負を決めることに変わりはないが、組織的な助けにますます依存している。一部の局面にしか関わらない選手にも、1つの考えに固執する監督にも、寛容ではないサッカーになったという。 今回も並外れたスカッドを手にしたが、以前よりバランスが悪いとも指摘している。 ✅ ペレス会長の見方 ここ10年でモウリーニョ監督が獲得した主要タイトルは、マンチェスター・ユナイテッドでのヨーロッパリーグと、ローマでのカンファレンスリーグ。勝つために生まれた男としては控えめな成績だ。 しかしフロレンティーノ・ペレス会長にとっては、モウリーニョ監督は「間接的にも勝つ」存在だという。ジダンとアンチェロッティのもとでのCL制覇は、モウリーニョ監督が植え付けた精神的な推進力によるものだと考えているからだ。 検証のしようがないので反対の意見と同じ重みしかないが、この起用を理解する助けにはなる、と同氏は書く。 ✅ 本当の挑戦 「モウリーニョは、まだ戦うエネルギーがあることを証明する必要はない。それは誰もが知っている。本当の挑戦は、もはや同じではないサッカーで勝てることを証明することだ」と、同氏はコラムを締めくくっている。 ※本記事は、El PaísのJorge Valdano氏のコラム(意見記事)の内容を紹介したものです。
エムバペの負傷は軽症、離脱10〜12日でクラシコに間に合う見込み
スペイン紙『AS』が伝えた。フランス代表で左膝を痛めたマドリーのキリアン・エムバペは、軽症で済んだことがわかった。離脱期間は10〜12日と見込まれている。 ✅ 診断は「左膝後方関節包の過伸展」 エムバペは土曜日にマドリードで検査を受け、「左膝後方関節包の過伸展」と診断された。離脱期間は10〜12日の見込みだ。 これにより、10月25日21時にスポティファイ・カンプ・ノウで行われる今季最初のクラシコには間に合う見通しとなった。負傷からちょうど1か月後の試合だ。 さらにコナテと同様、代表ウィーク明け初戦のビジャレアル戦に間に合わせることも目指しているという。 ✅ 待ち受ける過密日程 クラシコ以外にも、マドリーには重要な試合が続く。2週間後にホームでビジャレアル戦、その後はローマとのアウェー戦、ホームでのセビージャ戦とライプツィヒ戦が控えている。 ✅ ゴール直後に膝を押さえる エムバペは金曜日の夜、コジャエリで行われたネーションズリーグのトルコ対フランス戦で負傷した。フランスに先制点をもたらすシュートを放った直後に膝を押さえた。このゴールが試合唯一の得点となった。 その瞬間から状態は良くないとみられ、この試合で代表監督デビューを飾ったジネディーヌ・ジダン監督のコメントもそれを裏付けていた。 試合後、フランスサッカー連盟は「腱の負傷」と発表し、エムバペはマドリードで治療を受けるため土曜日の朝に代表合宿を離れた。フランス代表は代わりの選手を招集しない。 ✅ 昨季も痛めた左膝 マドリーが心配したのには理由がある。昨季も同じ左膝の負傷で12試合を欠場し、さらに3試合でプレーや出場時間に明らかな影響が出た。この時は、誤診があったのではないかと物議を醸した。 ✅ フランス代表から相次ぐ悪い知らせ フランス代表からのマドリーへの悪い知らせはこれだけではない。数日前には、コナテも右膝の側副靭帯を痛めてマドリードに戻っている。 コナテも代表ウィーク明けのビジャレアル戦出場を目指しているが、来週の回復具合次第だという。
バルサ+69、アトレティコ+1、マドリーは0――レッドカード収支が示すもの
スペイン紙『AS』の副編集長トマス・ロンセロ氏が、同紙のコラムで21世紀のレッドカード収支を取り上げ、スペイン国内の審判がマドリーに不利な判定を続けていると強く主張した。 ✅ 国内と欧州で違いすぎる判定 ロンセロ氏は、マドリーが今季も審判団をめぐって「困惑と憤り」の中にあると指摘。 クラブのRMTVが公開している動画は、国内大会(リーガ、コパ、スーペルコパ)と欧州の舞台とで、マドリーが受ける判定がまったく違うことを示しているだけだと擁護した。 ダービーでクティ・ロメロとイ・ガンインに「出なかった退場」についても、「もしアトレティコが被害者だったら、国を挙げてのスキャンダルになり、公式声明がいくつも出ていただろう」と皮肉った。 ✅ 21世紀のレッドカード収支 同氏が根拠に挙げるのが、2000年代以降の「受けた退場」と「相手に出た退場」の差だ。 バルサは+69という圧倒的なプラス。アトレティコでさえ+1なのに対し、マドリーは0にとどまるという。 「スペインの審判にとって、マドリーは蹴られるのと同じだけ相手を蹴っていることになる。非現実的で、受け入れられず、事実に反する」と断じた。 ✅ 欧州ではマドリー+13、バルサ+12 一方、同じ期間の欧州の大会では、マドリーが+13、バルサが+12とほぼ互角だという。 ロンセロ氏は、両クラブの攻守のスタイルや戦力はほぼ同等だという前提に立ち、国内だけで大きな差がついていることこそ異常だと訴えている。 また、ネグレイラ事件にも触れ、2001年からバルサと金銭的な関係を持っていたとされる元審判委員会副委員長の問題が、いまだ裁判に至っていないことを批判した。 ✅ バルベルデをめぐる判定の差 昨季のベルナベウでのダービーでは、ムヌエラ・モンテロ主審が、バエナへの横からのタックルでバルベルデにレッドカードを出した。ロンセロ氏は「イエローが妥当だった」とみている。 ところが今回のダービーでは、バルベルデが足首を壊されかねないタックルを受けたのに、イエローカードすら出なかったと指摘した。 ✅ 審判の選手への話し方 コラムは、審判の選手への接し方の違いにも踏み込んでいる。 オルティス・アリアス主審はバルサ対アスレティック戦で、ラミン・ヤマルに「とんでもない踏みつけをしたな」と声をかけながら、警告を出さなかったという。 同じ審判がラフィーニャに「その口ひげ、いいね」と話しかけていた一方、イ・ガンインのタックルを受けたバルベルデが警告しないのかと詰め寄ると、薄ら笑いを浮かべるだけだったと伝えている。 ✅ セビージャ戦でも さらに先週末のセビージャ対バルサ戦では、ラフィーニャがマルティネス・ムヌエラ主審に「2つ3つファウルを取ってくれ」と求め、主審が「もう彼らには言った」と応じる場面があったという。 ロンセロ氏は、中継では映らなかったロドリの肘打ちについても、VARでレッドカードに値したと主張している。 ※本記事は、ASのTomás Roncero氏のコラム(意見記事)の内容を紹介したものです。
マドリーを蹴ってバルサを選んだロドリの告白
スペイン紙『MARCA』が伝えたところによると、スペインのスポーツジャーナリスト、ダビド・サンチェスが番組「Los Picotazos」に出演し、マドリーを断ってFCバルセロナ入りを決断したロドリゴ・エルナンデス(以下、ロドリ)の移籍劇について言及しました。 ロドリ本人は、スペインのラジオ番組「El Partidazo」のインタビューに応じ、「マドリーがワールドカップ期間中、本気で自分を獲得しようとしていた」と認めました。 ダビド・サンチェスはこの告白を受け、「マドリーが全力を尽くしてロドリを獲得しようとしたことが改めて確認された。今シーズンに向けてあらゆる手を尽くした」と述べています。 その上でダビド・サンチェスは、この獲得合戦を制したFCバルセロナのフロント陣を高く評価しました。「バルセロナはクラブ経営という面では問題を抱えているが、スポーツ面ではラポルタ会長とデコ強化部長が的確な方向性を示している」と語り、最終的にはこう続けました。「バロンドール受賞者にしてワールドカップ王者を、マドリーよりもバルセロナを選ぶよう説得することができた」と。 ダビド・サンチェスはロドリのバルセロナ移籍を「欧州サッカー今シーズン最高の補強」と断言。「ロドリを獲得できるとは誰も思っていなかったし、ここまでのパフォーマンスを見せるとも全員が予想していたわけではなかった」と述べ、ラポルタ会長とデコ強化部長に対して「脱帽だ」と惜しみない賛辞を送りました。
ダービー黒星でバルサと6差…10月の地獄が待つ
アトレティコとのマドリード・ダービーで敗北を喫したマドリーが、厳しい状況のまま国際Aマッチウィークへと突入することとなりました。スペイン紙『MARCA』が伝えた記事の中で、ダービーの傷跡以上に深刻なのは順位表の現実だと指摘されています。 今季ここまでリーグ戦7試合を消化し、21ポイント中15ポイントを積み上げてきたマドリー。しかし敗戦によって首位バルサとの勝ち点差は6に拡大し、2位の座もダービーで勝利したアトレティコに明け渡す形となりました。アトレティコは16ポイントでマドリーを上回り、マドリーは現在15ポイントで3位に転落しています。 バルサはここまで全勝を維持しており、シーズンが始まったばかりにもかかわらず、すでに無視できない差が生まれています。 モウリーニョ監督のチームにとって追い打ちとなるのが、代表ウィーク明けの過密日程です。 10月10日にはベルナベウでビジャレアル戦、4日後の14日にはチャンピオンズリーグのイタリア・ローマへの遠征、18日にセビージャをホームに迎えた後、21日にはベルナベウでRBライプツィヒ戦が組まれています。そしてわずか16日間の締めくくりとなるのが、10月25日にカンプ・ノウで開催されるクラシコです。 5試合、16日間、エラーの許されない連続。 リーグ戦ではビジャレアル、セビージャ、そしてバルサとの直接対決が続き、欧州舞台でもローマとライプツィヒが試練として立ちはだかります。なおチャンピオンズリーグはインテル戦を2-1で制して白星スタートを切っています。 現時点で6ポイントのビハインドを背負った状態で迎えるカンプ・ノウでのクラシコは、すでに「赤丸」がつけられた一戦となりました。代表ウィークは立て直しを図る猶予にはなり得るものの、10月に入れば実験の時間はなく、新生マドリーの真価が問われることになります。
ダービー敗戦でマドリー、首位バルサと6差
英国スポーツメディア『The Athletic』が伝えた。 マドリーはリーガ第7節、アウェーでアトレティコ・マドリーに1対2で敗れ、バルセロナ首位のバルサとの差を6ポイントに広げられたまま代表ウィークに突入した。 試合の流れを変えたのは、53分のハイセンによるFWジュリアーノ・シメオネへの最終ラインでのファウルだった。 ハイセンはディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコの選手を後ろから両腕で引き倒し、オルティス・アリアス審判が当初イエローカードとPKを宣告。 その後VARの介入によりレッドカードに昇格し、DFアレックス・グリマルドが冷静にPKを決めて先制した。 一発退場を受け、モウリーニョ監督は即座にヴィニシウスとギュレルをベンチに退け、ディオマンデとリュディガーを投入した。 同時に、マドリーは前半にベリンガムへスタッドを立てた危険なタックルを仕掛けたDFクリスティアン・ロメロが退場にならなかったことに強く抗議していた。 59分にはFWジョナサン・デイビッドがアトレティコに追加点をもたらした。 カナダ代表の同選手は今夏ユヴェントスからローンで加入し、3試合で3得点と好調を維持している。 デイビッドの交代で出場したFWフリアン・アルバレスは、夏にバルサへの移籍を画策したことを覚えているホームサポーターからブーイングを浴びた。 アルバレスはゴールライン上でリュディガーにかき出されるシュートを放つなど惜しい場面もあった。 89分、リュディガーがフリーキックに頭で合わせて2対1と1点差に迫ったが、アトレティコはそのまま逃げ切りに成功した。 これでアトレティコ・マドリーはリーガ2位に浮上し、バルサとの差は5ポイント。マドリーはさらに1ポイント差の3位に沈んだ。 試合後の記者会見では、モウリーニョ監督が印刷した両シーンの画像を持参して登場し、「会見は省略してもいい。試合を語るのはこれだ。どちらも明らかなレッドカードだ」と語った。 ロメロへの対応については、オルティス・アリアス審判が当初ベリンガムへのファウルとしてイエローカードを提示していたが、VARが「誤認」規定を適用してベリンガムのカードを取り消し、ロメロへ変更した。 続く場面ではMFイ・ガンインがバルベルデの軸足めがけてスタッドを立てたタックルを繰り出したが、フリーキックのみでVARの介入はなかった。 同メディアはマドリーのパフォーマンスについて、今節と昨季メトロポリターノでの5対2大敗で同じ先発6人が起用されたと指摘している。 バルベルデ、チュアメニ、ギュレル、ベリンガム、ヴィニシウス、エムバペの6人であり、今節もまた中盤でのコントロールを欠いた。 守備陣はモウリーニョ監督が大きく刷新したが、昨季からスタメンに残るハイセンは今節も再びアトレティコに狙われる形となった。 リーガ7試合で7勝、31得点7失点と圧倒的な首位を走るバルサとの差は5ポイント。 マドリーにとって次の大一番は10月25日、カンプ・ノウでの2026-27シーズン初の国内クラシコとなる。
