MARCA2026年8月17日 19:35
ロドリがバルセロナを選んだ理由──マドリーが忘れられない「拒絶」の舞台裏
スペイン紙『MARCA』が伝えた。ロドリ・エルナンデスの夢は常にレアル・マドリードだった。しかし今夏、その夢は実現しなかった。W杯MVPを獲得し、最終年の契約を抱えてマーケットに出てきた30歳のMFは、マドリーではなくバルセロナへの移籍を選んだ。2019年にもアトレティコからシティへ移籍する際にマドリーの連絡を待ったが、当時はクロース・モドリッチ・カゼミーロが揃っており交渉は始まらなかった。そして今回もまた、物語は違う結末を迎えた。
マドリーの内部には最後まで疑念が残っていた。「ボールを眠らせすぎる、私たちが求めるものじゃない」──大会史上最多パス数・93%超の成功率というW杯記録をたたき出したロドリをめぐって、バルデベバスに響いたのはそのような声だった。フロレンティーノ・ペレスとホセ・アンヘル・サンチェスが電話したが、それだけだった。モウリーニョがククレジャやベルナルド・シウバに何度も連絡した熱意は、ロドリに対しては向けられなかった。
✅プロジェクトで選んだ──バルサはデコ、ラポルタ、フリック、選手全員が動いた 経済条件は両クラブ同等だった。つまりロドリはお金ではなく「プロジェクト」で選んだ。バルセロナは構造が確立されており、マドリーはモウリーニョ体制という不確実性をはらむ。30歳のロドリがリスクを選ぶ理由はなかった。決断後、最初にかけた電話はマドリーのサンチェスへの礼儀の一本だった。「ベルナベウの大扉から入場する夢」は実現しなかった──マドリーが逃したこの現実は、マドリーディスタの心に長く刻まれるだろう。