AS2026年9月1日 20:37

移籍市場最終日──計26名でシーズンへ

スペイン紙『AS』が伝えた。

補強はない。ただし先に誰かが出ていけば話は別だ。それも見込みは薄い。だからベルナベウのオフィスには穏やかな空気が漂うだろう。それでも待機は続く。移籍市場の最終日とは、そういうものだ。土壇場では隠し札が出てくることがある。「今しかない」という状況が生まれると、何かが動く。想定外の動きが起きる可能性もゼロではない。そうなれば計画は変わる。だが変わらなければ、静かな1日となる。もっとも可能性が高いシナリオは現状維持だ。アセンシオもカマヴィンガも残留の意思を示しており、市場の扉はほぼ閉じている。完全に施錠されているわけではないが。深夜0時まで電話が鳴る可能性はある。スタンバイのまま、最後まで目を光らせる。

✅ アセンシオとカマヴィンガ

視線は自然とこの2人の名前に集まる。背景は異なるが、共通点がある──どちらもバルデベバスを見据えている。ラウール・アセンシオに関しては、クラブはレンタル移籍の選択肢も検討したが、最終的には残留の方向だ。カマヴィンガの場合、放出は経済的な大きな収入源として常に念頭に置かれてきた。売却益で資金を調達し、次の補強に備えるためだ。だからこそ「最低でも7000万ユーロ以上の移籍金がない限り手放さない」という方針が何週間も続いている。その規模のオファーは届いていない。

✅ その他の状況

市場を動かしうる要因があるとすれば、その条件を満たすオファーが1日のうちに届き、選手との交渉が再び動き出し、姿勢が変わるという流れだ。しかし現実的にはそのような連鎖は考えにくい。メンディについても、クラブは動きを完全には否定していないが、負傷が続いている以上オファーは来ないとみている。エンドリッキについては残留が濃厚だ。モウリーニョが直接「必要としている」「戦力として数えている」と伝えており、本人も残る方向に気持ちが固まっている。

✅ 「理想は21〜22人」──でも26人になった

新規加入がなければ、モウリーニョのスカッドは26名となる。ファーストチーム登録25名にBチームからのティアゴを加えた人数で、セルヒオ・マルティネスは含まれない。内訳はGK2名、右SB2名、CB5名、左SB3名、MF7名、WG4名、FW3名。モウリーニョが語ってきた理想像──「21〜22人、多くても22人」「コンパクトなスカッド」──とは開きがある。ただ、状況がそうさせた。

✅ 26人のスカッド(2026年版)

背番号選手ポジション
1クルトワGK
13ルニンGK
24ダンフリース右SB
12トレント右SB
3ミリタオCB
4ハイセンCB
16コナテCB
22リュディガーCB
2アセンシオCB
17ククレジャ左SB
18カレーラス左SB
23メンディ左SB
14チュアメニMF
8バルベルデMF
5ベリンガムMF
20ベルナルド・シウバMF
15ギュレルMF
6カマヴィンガMF
27ティアゴMF
25ディオマンデWG
7ヴィニシウスWG
21ブラヒムWG
11ロドリゴWG
10エムバペFW
9エンドリッキFW
19エスピFW

✅ 総額2億2500万ユーロの夏

今夏の加入は6名。ダンフリース(2000万ユーロ、カルバハルの後継)、コナテ(フリー移籍、アラバの後継)、ククレジャ(5500万ユーロ、フラン・ガルシアの後継)、ベルナルド・シウバ(フリー移籍、セバージョスの後継)、ディオマンデ(1億2500万ユーロ、クラブ史上最高額、マスタントゥオーノの後継)、エスピ(2500万ユーロ、ゴンサロの後継)。合計2億2500万ユーロで、そのうち56%がディオマンデ1人に費やされた。MF補強の枠はロドリ獲得断念で事実上閉じ、CB補強の枠はアセンシオが出ない限り開かない。

最後の数時間、オフィスの電話が鳴る可能性は捨てられない。ただ前提は変わらない──出ていく選手が出ない限り、補強はない。マドリーにとってのこの移籍市場は、事実上ここで幕を引く。あとはスタンバイあるのみだ。

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