エムバペとナイキ、19年の関係に亀裂?
先週日曜日、フランスサッカーを専門とするジャーナリスト、ティボー・ヴェジリアンがSNSに「契約終了が近い…大きな変化が訪れる」と投稿したことで、キリアン・エムバペとナイキの関係に関する情報が世界中のメディアに拡散しました。
スペイン紙『AS』が報じた内容によると、この噂は「7月31日付けでエムバペとナイキの契約が終了した」と主張するものでしたが、実態はそうではないとのこと。
マドリーのFWはナイキのウェブサイトに引き続き掲載されており、自身のインスタグラムでも5本のストーリーズのうち3本で新作スパイク「マーキュリアル・スーパーフライ」のプロモーションを積極的に行っていました。
契約が実際に終了した選手は、新たなスポンサーが決まるまでの間、広告を避けるためにスパイクを黒く塗って着用するのが一般的です。エムバペのケースはそれに該当しないと同紙は指摘しています。
一方で、フランス国内ではこの騒動を「19年間続くナイキとの関係が必ずしも良好ではない時期にある兆候」あるいは「将来の契約更新に向けた交渉戦術」として解釈する向きもあります。
特にフランスでは、ワールドカップでの活躍によりエムバペの価値が大幅に上昇していることが背景にあります。それ以前の2年間はフランス代表をめぐるデシャン監督との確執や、一部の場面でマドリー優先の姿勢を見せているとの批判もあり、代表での立場は複雑でした。
しかしワールドカップでは10ゴールを記録してフランスを4位に導き、W杯通算最多得点者として歴史に名を刻みました。その結果、フランス国内での評価は大きく回復しています。
同紙によると、ナイキのほかにもエムバペの主要スポンサーは複数存在し、時計ブランドのウブロ、眼鏡ブランドのオークリー、フランスのファッションハウス「ディオール」との契約も継続中とのことです。