「強奪」への怒りと自己反省――ダービー後のマドリー内部
スペイン紙『AS』が伝えた。メトロポリターノでのダービーから数日がたっても、マドリーでは審判への怒りが収まっていない。一方でクラブ内部では、プレー内容やスカッド編成に課題があることも認めているという。
✅ 公式サイトのトップは「最悪の審判がダービーを決めた」
試合終了から約48時間後の火曜日の昼になっても、クラブ公式サイトのトップには試合レポートが掲載されたままだった。 見出しは「最悪の審判がダービーを決めた」。画像には、マドリーが最も強く抗議した2つの場面、クティ・ロメロのベリンガムへのタックルと、イ・ガンインのバルベルデへのタックルが並べられていた。
✅ 対外的には「審判問題」を前面に
クラブは外に向けて、オルティス・アリアス主審の判定こそが試合を語るうえでの中心だと明確に打ち出しており、「強奪」という言葉も繰り返し使われている。 さらに試合後、テレビ中継では映らなかったプビルのハンドの映像が出てきたことで、怒りは一層強まった。PKとプビルの2枚目のイエローに値する場面だったとみているためだ。
✅ 内部では課題も認識
ただし、マドリーは審判以外の問題から目を背けているわけではない。 クラブ内部では、ダービーで良い試合ができなかったこと、そして今季ここまで安定して流れるようなプレーを見せられていないことをはっきり認めているという。
✅ スカッド編成には賛否
スカッドについても意見が分かれている。 ロドリか同じタイプのMFをもう1人獲得すべきだったのではないか、また一部の選手を放出して枠を空け、チームの流れを変えるべきだったのではないか、という点は議論の余地があると受け止められている。 クラブとしては、このスカッドは今以上の結果を出せるはずだと考えているが、それが保証されたものではないことも自覚しているという。
✅ 代表ウィーク中の宿題
これから3週間にわたる代表ウィークに入る。モウリーニョ監督は、残っている選手たちとともに、プレーとシステムの「ひび割れ」の修正に取り組むことになる。 クラブは、モウリーニョ監督を審判問題に関する唯一のスポークスマンに指名しており、質問された際にはクラブの主張を代弁することを期待している。
✅ エムバペ「もっとやらなければ」
メディアの前では怒りを示し、非公開の練習では反省する――これがマドリーの今の姿だ。 この反省は一部の選手も共有しており、エムバペも『AS』に対して「もっと練習して、もっとやらなければならない」と語っている。
