「エムバペ、去ったときのまま」──デビュー弾から始まるモウリーニョ体制、ギュレルとの連携も健在
スペイン紙『AS』が伝えた。6分──モウリーニョ体制でエムバペがゴールを決めるのに要した時間だ。プレシーズン唯一の出場でいきなり結果を残し、彼がいるだけですべてが変わることを証明した。シャレンベルクのバックパスがミスになると読んでインターセプトし、カリウスも冷静に仕留めた。月曜にトレーニングを再開し、日曜に得点──エムバペには飢えがある。
ゴールだけではなかった。11分には再びエリアに侵入したが、シュートは大きく外れた。12分には40メートル地点でカティッチを置き去りにし、シャルケ全員を上回る加速力で独走したが、カリウスのセーブに阻まれた。それでも休暇明けとは思えないコンディションは十分に示された。前半途中には自陣でボールを奪いヴィニシウスへ精度の高いロングパスを届け、ギュレルのスルーパスから再びスプリントしてクロスを送ったが、ゴール前でかき出されてノーゴール。今度はゴールゲッターではなくチャンスメーカーとしての顔を見せた。45分──何と密度の高い前半だったか。エムバペはピッチ上で誰にも止められなかった。
✅モウリーニョが目を細める理由 モウリーニョにとっても、フィオレンティーナ戦後に「良い選手たちが揃った初戦」と笑顔で語っていた理想の展開となった。精密に組み立てたこのプレシーズンの中で、エムバペの存在はモウリーニョの不動の4-2-3-1をより機能的にし、ギュレルの魔法の杖がより輝きやすい環境を生み出している。今夏最高のパフォーマンスを見せたギュレルとの連携は、開幕を前にして無限の可能性を予感させる。
✅「今やるしかない」 バルデベバスでは「絶好調で戻ってきた」との声が上がっていたが、それはシャルケ戦で証明された。W杯で🇫🇷フランス代表として10ゴールを叩き込んだ嗅覚は健在で、テンポチェンジの鋭さも衰えていない。昨季は42ゴール・7アシストを記録したが、チームとしての成功はなかった。マドリー入り以来、タイトルは手にしていない。全員にとって、しかし特にエムバペにとって、これは「今やるしかない」というシーズンだ。その決意は、ゲルゼンキルヒェンで幕を開けた。