モウリーニョのベリンガムへのミッション——「10番」として解放する構想
スペイン紙『MARCA』が伝えた。最後に合流したジュード・ベリンガムは、今からポジションを奪い返さなければならない。モウリーニョにとって彼は明確に「10番」であり、エムバペの背後でフリーロールを担う構想だ。エムバペが左サイドに流れたときのスペースを突くか、あるいは前線全体に関与する形が想定されている。
ベリンガムにとっても今季は特別なシーズンだ。ベルナベウが自分のサッカーに熱狂したのは、アンチェロッティのもとで「偽9番」を担った第1シーズンのみ。その役割を再び勝ち取る必要があるが、プレシーズンを十分に積んでいるギュレルが先にその席を占めている状況だ。
ワールドカップで7ゴール1アシストという圧巻の成績を残したベリンガムは、代表とマドリーの違いをこう語っていた。「自信の問題じゃない。マドリーでは少し低い位置でプレーしてきた。イングランドでは10番、あるいは少し前目の8番のような感覚だ。ポジションはどこでもいい。チームのためにいいプレーをしたいだけだ」
モウリーニョはベリンガムを早くから評価してきた。17歳でドルトムントで台頭した頃からランパードに重ね、「ベリンガムにはフランク・ランパードに似たものを感じる。守れるが攻撃的ポテンシャルも持っている。オールラウンドでクラシックなスタイル。プレースタイルも試合への関わり方も、17歳とは思えない成熟度だ」と絶賛していた。
今季のベリンガムの競争相手は加入以来最多だ。ベルナルド・シウバとギュレルが同じポジションを争えるため、最高のパフォーマンスが求められる。プレシーズンではギュレルがその役割で好調を維持しており、モウリーニョの采配も容易ではない。2人が同時に先発する場合は、どちらかをヤン・ディオマンデがいる右サイドに置くことになる。
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