バルベルデ、「センター」の地位を確立
スペイン紙『MARCA』が伝えた。
フェデリコ・バルベルデは、レアル・マドリードの今季スタートにおける最大のポジティブ要素の一人だ。筋肉系のトラブルで開幕2節を欠場したチュアメニの不在が、モウリーニョ監督がセンターポジションを優先するキャプテンへの扉を大きく開いた。
かつてのバルベルデは右サイドの3ポジション──ウイング、右SBを含む──をこなすサイドプレーヤーだったが、そんな時代は遠い昔となった。モウリーニョ監督にとってバルベルデは中央の「廊下」を担う選手であり、チームに最も貢献できる位置だと確信している。ソシエダ戦では自陣深くからの力強い持ち上がりから試合の口火を切り、エムバペの1-0弾をアシストした。
✅数字が証明するもの しかしそれ以上にモウリーニョ監督とスタッフが評価しているのは、ウルグアイ代表の仕事量だ。事実上4人の攻撃的な選手を並べるチームのバランスを保う上で不可欠な存在と見なされており、ヤン・ディオマンデがスタメンに定着するまでの間、その役割はより重みを増す。ソシエダ戦でバルベルデはディフェンス面で3つのアクション(ボール奪取2、インターセプト1)を記録し、デュエル勝率2/3、90分間で一度もドリブル突破を許さなかった。パス成功率93%も記録し、ロングパス3本中2本を通した。エムバペへのアシストに加え、2本のシュート(1本は相手DFにブロック、1本はレミロがセーブ)も放っている。
モウリーニョ監督が描くバルベルデの新たな居場所は、よほどの緊急事態がない限り中央に固定される。指揮官は右サイドに豊富な選択肢を持っている──ギュレル、ディオマンデ、ブラヒム、ベルナルド・シルバ。いずれも安定した戦力であり、バルベルデをより中央に置くことで得られる恩恵と同等のものを右サイドで担える選手たちだ。
チュアメニの離脱により、バルベルデは今季を不動のスタメンとして走り出した。昨季終盤、チームの不振による内部の緊張からフランス人との確執が生じたが、新シーズンがその記憶を塗り替えた。今のところバルベルデはチュアメニに対して優位に立っている。守備面でのパフォーマンスはもちろん、指揮官がとりわけ重視するリーダーシップ、強度、フィジカルの強さ、そしてチーム全体のエネルギーレベルを底上げする闘争心が評価されている。