MARCA2026年8月12日 06:20

モウリーニョがカシージャスとの確執を初告白

Netflixで公開されたモウリーニョのドキュメンタリーで、マドリー在籍時代(第1次政権)に封印されていた内幕がついに明かされました。スペイン紙『MARCA』が詳しく伝えています。

モウリーニョは赴任当初のカシージャスとの会話をこう振り返りました。「最初の面談で彼が言ったのは、代表組にもっと休暇を増やしてほしいということだった」「2回目は、自分が希望する時間に練習を始めると渋滞がひどいから1時間ずらしてほしいと。3回目は、前日入りのホテル合宿はしたくない、試合当日に直接スタジアムへ行きたいと言ってきた」——そしてモウリーニョはこう結論づけます。「選手たちが甘やかされていることに気づいた」と。

関係悪化の決定的な引き金となったのが、カシージャスがシャビ🇪🇸に電話してクラシコ前の緊張を和らげようとした件でした。モウリーニョは「バルサ対マドリーだ。代表では仲良くしていい、だが今は戦争だ」と断言し、「自分が尊重されないと感じた瞬間、その人間は問題になる」と語っています。

カシージャス本人も「マドリーのキャプテンであり代表のキャプテンでもある立場は複雑だった。ピッチでは敵だが代表では仲間。あの状況は見ていられなかったから、監督に話した」と説明しました。

現在モウリーニョのコーチングスタッフに加わっているサミ・ケディラ🇩🇪は当時の更衣室をこう表現しました。「イケルはレジェンドで、ファンに愛されていた。モウリーニョは彼をベンチに下げ、口もきかず、メディアで悪く言った。更衣室は地獄になった」——その後、クリスティアーノ・ロナウド🇵🇹やスペイン人選手たちとの関係も次々と壊れていったといいます。

ドキュメンタリーではスパイ(情報漏洩者)騒動にも踏み込みました。戦術や先発メンバーが事前に報道陣へ流出していた件についてカシージャスは「彼は狂ったようになり、全員を呼びつけ、あらゆることで責め立てた」と証言。マルセロ🇧🇷も「あれほどの怒りは見たことがなかった。今もあの裏切り者が誰だったか知りたい」と語りました。一方、当時のアシスタントコーチであるルイ・ファリアは「情報漏洩者が誰かはほぼ分かっていた。新聞を読めば答えは出ていた。証明はできなくても、確信はあった」と述べています。

2013年の第1次政権終焉についてモウリーニョは「選手たちが自分に飽き、自分も彼らに飽きた。選手にも、プレスにも、うんざりしていた」と吐露。フロレンティーノ・ペレス会長から「これからマドリーは上がり、バルサは下がる、ここからが楽だ」と告げられても、「自分は去りたかった。もう終わったと感じていた」と明かしました。

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