ラウール・アセンシオ、訴追取り下げへ──性的動画拡散事件、被害者の許しで決着か
スペイン紙『AS』が伝えた。
今シーズン序盤の負傷から回復中のラウール・アセンシオに、ピッチ外で明るい兆しが見えてきた。予定通りに進めば、今週木曜日の午前9時(現地時間)に故郷グラン・カナリア島のサン・バルトロメ・デ・ティラハナ裁判所に出廷し、プライバシー侵害罪の訴追が取り下げられる見通しだ。
✅ 事件の経緯
2023年夏、グラン・カナリア南部のビーチクラブでの出来事が発端だ。マドリーのカンテラ(下部組織)の選手たちが休暇を過ごしていた際、当時未成年だった女性と成人女性が映る性的動画が撮影された。アセンシオは撮影にも映像にも関与していなかったが、その動画を第三者に見せたとして告訴された。
✅ 被害者の「許し」による訴追消滅
スペインの法律では、プライバシー侵害罪は「半公訴罪」に分類され、被害者が正式に許しを与えた場合、検察が訴追を取り下げることができる。今回、動画に映っていた2人の被害者が正式に許しを表明しており、アセンシオへの刑事責任は消滅する方向だ。3年越しの法的な荷物が、ようやく下りようとしている。
✅ 元カンテラ仲間3人は別問題
一方、同じカンテラ出身のフェラン・ルイス、アンドレス・ガルシア、フアン・ロドリゲスの3人は事情が異なる。彼らへの容疑は「児童ポルノの頒布」であり、こちらは被害者の許しが適用されないとして検察は訴追を維持する方針だ。成人として映像に映っていた女性はAS紙のインタビューでこう語っている。「誰も私に罪悪感を抱かせることはできない。悪いのは彼らだ」。
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