The Athletic2026年9月22日 20:21

W杯史上最多得点者になった男の告白

英スポーツメディア『The Athletic』のダニエル・テイラー記者が、マドリーのトレーニンググラウンドでキリアン・エムバペに独占インタビューを行いました。

エムバペは2026年ワールドカップで10ゴールを記録し、ワールドカップ通算22試合22ゴールという歴史的な数字を打ち立てました。リオネル・メッシを超え、W杯史上最多得点者となったことについて「27歳でW杯の歴代最多得点者になるとは思っていなかった。しかも自分の前にいたのがメッシだなんて…そう、これは歴史だ」と語っています。

バロンドールについても率直に言及しました。「恥ずかしげもなく言うけど、今年は良いシーズンを送れたと思う。多くの人が僕のシーズンを評価してくれて、あのトロフィーと結びつけてくれている。だから、何が起きるか見てみようじゃないか」。マドリーの過去のバロンドール受賞者の写真が飾られた壁を指差し、「もうすぐ僕の写真もあそこに加わるかもしれない。そろそろ時が来た、来たんだ!今年はそういう年になるかもしれない」とも話しました。

2017年にリヴァプール移籍が実現しかけていたエピソードも明かされています。「リヴァプールには近かった。母がユルゲン・クロップの大ファンで、母にとってリヴァプールが第一希望だった。本当にそこに行かせたがっていた」。母のファイザ・ラマリはアンフィールドを一人で訪れ、雰囲気を確かめたといいます。交渉はブラックプール発のプライベートジェット機内、高度1万1000メートルの上空で行われ、ニースでエムバペを乗せた機体は空中を旋回し続けたとのこと。「クロップが自分のプロジェクトを説明している間、ずっと上空をぐるぐると回っていた」と振り返りました。それでもPSGを選んだ理由は「パリ、自分の街でプレーしたかった。まだ何者でもない自分が、国を離れたくなかった」と説明しています。

現在の指揮官モウリーニョ監督については「彼がここに来るずっと前から、とても興味を持っていた。過去20〜25年の世界サッカーで最も重要な人物の一人だから。彼が戻ってきたことは、僕たちにとって本当に光栄なことだ」と語りました。モウリーニョ監督はエムバペについて「成層圏レベルのサッカーをする」と評しており、エムバペは昨季マドリーで44試合42ゴールを記録しています。

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