【コラム】モウリーニョ×エムバペ──化学反応か、それとも知性か
AS紙が伝えた。監督にはピッチ上に「信頼できる男」が必要だとよく言われる。自分の哲学と決断を伝えるベルトのような存在だ。ジョゼ・モウリーニョはマドリーでの第二次政権が始まったばかりのこの段階で、すでにその男を見つけたようだ。名前はキリアン・エムバペ。
これはそれほど自明ではなかった。二人とも強い個性の持ち主であり、衝突してもおかしくなかった。しかもモウリーニョは第一次政権の輝かしい記憶と熱心なファンの支持を携えて戻り、一方のエムバペはすでに適応フェーズを終え、スペインでの2シーズンで2度のピチーチ(リーガ得点王)を獲得した実績を持つ。つまり二人とも、チームの「基準となる存在」として申し分のない実績と正当性を持っている。
スペシャル・ワンは新天地に来ると大スターを少し引き締めにかかる傾向があるし、私の同胞エムバペも権威には敬意をもって自分の領域を主張するタイプだ。そう考えると、モウリーニョとエムバペのこの見事な関係は小さな驚きであり、マドリディスタが歓迎すべき大きなニュースだ。
「化学反応」? もちろんそれもある。人間関係はそうしたものだ。しかし私が思うに、これは何より「知性」の問題だ。二人が共有し、存分に活かすことのできる資質。利害は一致しており、このデュオが将来の成功の礎となると確信している。
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