2人のサンバ戦士、回復へ前進──ロドリゴは折り返し点、ミリタオはボールにも触れる段階に
スペイン紙『AS』が伝えた。長期離脱中のロドリゴとミリタオが、バルデベバスでの回復作業でそれぞれ新たなマイルストーンを迎えた。
✅ロドリゴ:5ヵ月経過、折り返し点 ロドリゴは今週で離脱から5ヵ月が経過した。クラブが見込む回復期間は最短10ヵ月とされており、ちょうど折り返し地点に差し掛かった形だ。ペースは順調で、現在は膝への衝撃を避けながらも強度を上げたリハビリを行っている。水中療法や無重力トレッドミルでの走行に加え、プライオメトリクストレーニングやウエイトもこなしており、開幕当初のウクレレを弾いて時間を潰していた頃とは様変わりした。復帰予定は2027年1月を見込んでいる。
3月3日、アンチェロッティ体制下で右膝の前十字靭帯と外側半月板を断裂し、フィンランドでマヌエル・レジェス医師の執刀のもと手術を受けた。担当リハビリスタッフはイタリア人のダビデ・ビオラティで、日々ロドリゴの回復を見守っている。
✅ミリタオ:芝生で軽いランニング、ボール練習も開始 ミリタオはさらに回復が進み、バルデベバスの天然芝でボールを使った基本練習とスパイクを履いての軽いランニングをこなせるようになった。3月にフィンランドで右大腿二頭筋腱の手術を受けた後、W杯期間中はブラジルの専門クリニックでケアを継続。担当リハビリスタッフはマドリーのフィジオスタッフ内でも10年近いキャリアを持つ高評価の専門家だ。代表ウイーク後の復帰が期待されている。
✅W杯中もモチベーション維持 チームが不在のW杯期間は、両者にとって心理的に最も苦しい時期だった。前監督アンチェロッティの下ではいずれも主力だっただけに、その空白感は大きかった。しかし米国でブラジル対スコットランド戦をロベルト・カルロスやマルセロらレジェンドとともに観戦するなど、目標を見失わない工夫を続けた。
✅モウリーニョが注視、コナテの後ろ盾に ミリタオの回復ペースはモウリーニョと技術スタッフを勇気づけている。アセンシオの離脱も重なってラ・ファブリカからのキャスティングを余儀なくされた中、カスティージャのマリオ・リバスとジョアン・マルティネスが合格点の活躍を見せた。それでも、まだ適応段階にあるコナテの後ろ盾として、ミリタオの復帰はチームにとって不可欠な戦力補強となる。バルデベバスでは「競争が戻り、チームが揃った今、2人の顔が明るくなった」との声も聞かれる。