MARCA2026年8月31日 02:27

モウリーニョ、マドリーを走らせる──マラガ戦 逆クロニクル

スペイン紙『MARCA』が伝えた。

3戦3勝。ホセ・モウリーニョによる第二次マドリー政権の幕開けは完全なるスタートを切った。勝利を重ねながらチームを作ることほど良い土台はない。今の2026-27シーズンのリーガは、13年前のモウリーニョのマドリー時代3シーズンと似た様相を呈している──バルセロナとの激しい一騎打ちだ。アトレティコ・マドリードがこの2強の猛烈なペースに追いつく力を持っているかどうかは、これから明らかになる。

100ポイントのペース──2011-12シーズンにモウリーニョのマドリーがリーガを制した時の最終勝ち点──で走っている。明日はフリック率いるバルセロナがラージョを相手にどう動くかだ。

✅ そして3日目、モウが動いた

エスパニョール戦と同じメンバーをレアル・ソシエダ戦でも並べた後、3試合目でスタメンの扉が開いた。変更を加えることは24時間前にモウリーニョ自身がククレジャの先発を予告した時点でわかっていた。しかし変更はそれだけではなかった。トレント、リュディガー、カマヴィンガ、ブラヒムの4人も新たに加わった。ダンフリース、コナテ、カレーラス、ベルナルド・シルバ、ギュレルがベンチへ。モウリーニョはチーム全員を意識させたい──その最良の方法は自ら行動で示すことだ。

✅ ベリンガムの脚

ジュードはワールドカップを最前線で、しかも3位決定戦まで戦い抜いた。ケインとともにイングランドを支えた彼は、疲弊してシーズン序盤は低調なスタートを切ると思われていた。しかし真逆だった。リーグ開幕3試合が示したのは、余力があり他の選手より少なくとも1段階上のギアを持つ選手の姿だ。それは才能という問題だ。その爆発力からマドリーの最初の2ゴールが生まれた。1点目は完全に彼自身のゴール。2点目はアルフォンソ・エレーロのオウンゴールを誘発した。後半にもポスト直撃の強烈な一撃でマラガのゴールを震わせた。終了2分前の交代は、ベルナベウが背番号5に敬意を示すためのものだった。

✅ 急ぐマドリー

30分でゲームは決した。フアン・フネス監督のマラガのきちんとしたサッカーは、モウリーニョのチームの力強さの前に粉砕された。ベルナベウは指揮官が語っていたモードに自チームを見た──「叩いて、叩いて、叩き続ける」。30分で3-0となり、モウリーニョのマドリー2.0はファンを完全に引き込んでいた。

✅ モウリーニョ、カテナチオを「招待」

「スペインでは、チームが大きなクラブのアウェーに来ても戦おうとする。他のリーグではそうではない」──レアル・ソシエダ戦後にモウリーニョはそう語った。マラガはベルナベウに積極的に乗り込んできて、その勇気を30分でゲームが終わるという形で代償を払った。マドリーの対戦相手は学び始めるだろう──才能と飢えにあふれたチームを相手に慎重な姿勢が得策だと。

✅ ダンフリースがトレントを高める

イングランド人サイドバックは今節新顔として先発に名を連ねた。ダンフリースの加入が要求水準を引き上げるというプレッシャーを受けて、トレントはボールがある時の質は自分が上だと証明した。試合最初のチャンスは彼のシュートから生まれ、そこからの攻撃への貢献は優秀以上の評価に値した。まったく異なるタイプの2人のサイドバック──こういう競争がそれぞれをより良くし、チームに恩恵をもたらす。

✅ マドリーが走れば…

3試合だけだが、このマドリーから受ける印象は過去2シーズンとはまるで違う。アンチェロッティが最終シーズンに求め続けた「連帯と質の共存」は現実となっている。ファンを苦しめたパッシブなチームは、今や積極的なブロックへと変わった。課題は多く困難も訪れるだろうが、このチームの変貌は明らかだ。

✅ ギュレルの2分は十分だった

88分に投入された。しかしそのわずかな時間でもトルコ人はその痕跡を残した。彼が組み立てたカウンターがヴィニシウスからのお膳立てでアルダの無人のゴールへと繋がった。ディオマンデがまだ遠慮がちで経験不足を露呈する一方、ギュレルはほんの一瞬でも質を届けてくれる。

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