「W杯を勝てなければ、代表でプレーしなかったのと同じ」──マルセロが語るブラジル代表の厳しい現実
スペイン紙『AS』が伝えた。マルセロはブラジル代表として58試合に出場し、コンフェデレーションズカップ制覇や、2014年・2018年のW杯出場など、様々な経験を重ねてきた。元レアル・マドリード左SBは、ポッドキャスト『Pod Boa』に出演し、W杯を勝てなかった場合のブラジル代表選手が置かれる厳しい状況について語った。
✅「何も勝てなければ、無意味に見られてしまう」 「U-15から代表に入り、U-15、U-16、U-17、U-18とすべてのカテゴリーを経験した。レアル・マドリードに移籍してからはU-20でもプレーした。オリンピックにも2度出場した。でも、優勝できなかったから、すべて無意味だったように見られてしまう」とマルセロは振り返る。
レアル・マドリードでは絶大な評価を得ていたにもかかわらず、ブラジル代表では同じような認知を得ることは叶わなかった。
✅欧州組の苦労──10時間の移動も「当然のこと」 欧州でプレーするブラジル人選手の負担についても語った。「みんな10時間かけて移動する。欧州でプレーするブラジル人選手は、10時間のフライトの後、さらに7時間移動してペルー戦に出場する。次はエクアドル、そしてまた戻る。それを繰り返す。私たちにとっては義務であり、文句も言わずにこなしてきた」。
✅「W杯を取れば英雄、取れなければ存在しなかったも同然」 感謝されないという感覚も率直に明かした。「W杯を獲れば、そうだ、認められる。獲れなければ、代表を経験しなかったも同然だ。感謝の言葉、『ありがとう、兄弟』の一言もない──そんな感覚がある。私たちはものすごい情熱を持って代表に臨む。友達とのゲームでさえ情熱を持ってプレーするんだ。ましてやブラジル代表のユニフォームを着て国歌を歌う瞬間がどれほどのものか、想像してほしい」。