モウリーニョ、さらなる高みを求める──攻撃は及第点、次の課題は守備強化
スペイン紙『MARCA』が伝えました。
レアル・マドリードのモウリーニョ体制は今のところ順調だ。しかし指揮官はさらなる向上を求めている。とりわけ守備面で。リーガ開幕2試合で2失点を喫したことがポルトガル人監督の不満の種となっており、チームの守備強化を図る意向を示している。シーズンを通じてチームの攻撃力を抑えることは大半の対戦相手にとって至難の業だろうという認識のもと、失点の少なさを武器にするのが狙いだ。
モウリーニョ監督が気に入らなかったのは、エスパニョール戦とソシエダ戦での2失点そのものだけでなく、そのタイミングだ。いずれも、チームが先制点を奪った直後に失点している。最も難しいこと──つまり先制点を決めた後に集中力を切らすことが、チームの改善すべき点の一つだ。ソシエダ戦でクルトワが枠内に浴びたのはわずか3本だったが、ソシエダの選手たちは合計10本のシュート(枠外7本)を打っており、この数字は指揮官には受け入れがたいものだった。
先週土曜日のコルネジャでのエスパニョール戦でも、クルトワは計8本中3本の枠内シュートを浴びた。だからこそモウリーニョ監督はチームの守備バランス改善を急務と位置付けている。ただし、それはディフェンダーだけの仕事ではない。守備はゴールキーパーからセンターフォワードまで、ピッチ上の11人全員で行うものだというのが、指揮官の持論だ。
一方、攻撃については十分な手応えを得ている。エスパニョール戦では21本のシュートを放ち、そのうち8本が枠内。ソシエダ戦でも20本を放ち、10本がゴールを脅かした。2試合合計で6ゴールを記録し、コルネジャではベリンガムとバルベルデがそれぞれポストを叩いた。8月のこの時期にしてはまだ組み合わせの熟成が浅いにもかかわらず、マドリーの得点力の高さは十分に証明されている。
総じてモウリーニョ監督は現状に満足している。開幕2試合でポゼッションを支配し(ソシエダ戦は51対49と拮抗したが)、ポルトガル人指揮官が常に強調するのは数より質だ。チームは期待通りの決定機を生み出しており、シーズン序盤ゆえの改善余地も十分に残されている。
開幕2連勝という結果は、わずか2試合のデータとして冷静に受け止めるべきだ。それでもチームは確実に機能し始め、プレシーズン4試合と公式戦2試合を経て着実に上向いている。前進しながら勝利を積み重ねること──それがチーム外への信頼感を高め、更衣室の士気を底上げし、新プロジェクトが順調に動き出していることを物語っている。