El País2026年8月21日 21:16

モウリーニョ、初会見──「マドリーがタイトルを獲るたびに会長から電話が来ていた」

スペイン紙『エル・パイス』が伝えた。ジョゼ・モウリーニョが13年ぶりにバルデベバスの記者会見室に戻ってきた。2013年、多くの緊張の末にその場を後にした同じ部屋に、63歳になり白髪が増えた姿で再び座った。最初の会見は43分に及び、リーガ開幕前の通常会見の約4倍という長さだった。土曜夜(日本時間・日曜4時30分)、コルネジャでエスパニョールとの開幕戦が待っている。

✅「タイトルの都度、フロレンティーノから電話が来ていた」 「マドリーがタイトルを獲るたびに、ペレス会長から電話が来ていた」とモウリーニョは明かした。「でも私はいつも、自分には関係ないと答えていた。2010〜2013年にやった仕事が何かポジティブなものを残してくれたなら嬉しい。ただタイトルはここにいた人たちのもの──カルロ・アンチェロッティ、ジダン、選手たち、そしてクラブのすべての人たちのものだ」。フロレンティーノとの強い信頼関係はこの10年間、誰も否定しなかった。

✅「即答でイエスと言った」 マドリーからの最初のコンタクトは、ベンフィカで残り2試合という時期だったと語った。「今の自分は2013年にここを離れた時よりも良い状態にある」と語り、より落ち着きを取り戻したという。「感情的になりにくくなったとよく言うが、それは試合中の退場とは関係ない。試合と試合の間に現実をどう消化するか、の話だ」。

✅「3人全員が気持ちよくプレーできるマドリーを作りたい」 ヴィニシウス、エムバペ、ベリンガムの共存というアンチェロッティ、シャビ・アロンソ、アルベロアが解決できなかった課題についてはこう語った。「アンチェロッティはヴィニシウスのために完璧なブラジルを作った。デシャンはエムバペのために。トゥヘルはベリンガムのために。モウにとっては3人全員のために完璧なマドリーを作るのはより難しい。3人全員が気持ちよくプレーできるようにしたい。自然にやってくれることを無理やりやらせようとするのは心配だ。でも3つのポジションが相性が悪いとは思っていない」。

✅「11人全員で守る」 攻撃陣の守備貢献については明確な立場を示した。「11人で守る」。その意味については丁寧に説明した。「自陣深くで苦しめられるなら全員で守る。ハイプレスをかけて相手が出てこなければ守備は不要、崩しにいくだけだ。状況次第だが、プレスをかける選手、スペースを消す選手はいる。ただ守らずにボールを待つだけの選手は困る。今のところ問題はゼロだ」。

✅会見なしだったプレシーズンから一転、今季は100回以上 モウリーニョがメディアの前に立つのは、第二期スタートから1ヵ月以上ぶりのことだ。プレシーズン中はクラブの公式メディアにのみ対応し、一般記者への会見は行わなかった(ベンフィカ時代にも同様のケースがあった)。ただクラブ関係者によれば今後は試合前後の会見をすべて行う予定で、シーズン終了まで100回以上の会見が見込まれる。

「プレッシャーは感じていない。これまでの仕事と選手たちが見せてくれるメンタリティを信頼している」──そう語って会見を締めくくったモウリーニョは、チュアメニ、エンドリッキ、ティアゴ・ピタルチ、アセンシオ、フェルラン・メンディ、ミリタオ、ロドリゴを欠いた状態でバルセロナへと向かう。

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