ダンフリース、モウリーニョの「戦士」——プレシーズン3試合210分で開幕先発へ
スペイン紙『AS』が伝えた。ダンフリース(30歳)はプレシーズン3試合すべてに先発し、計210分をプレーした。トレントが出場した試合でも最後までピッチに立ち続け、守備では岩のように堅く攻撃では鋭い刃となるこのオランダ代表は、まるでモウリーニョのために生まれてきたかのような選手だ。好調なプレシーズンを経て、8月22日のエスパニョール戦での開幕先発最有力候補に浮上している。なお、キックオフはスペイン現地時間の21:30。
フィオレンティーナ戦(2-2)では75分プレーし、右サイドでトレントと並走。翌週のフェレンツヴァーロシュ戦(1-2)では前半を担当し、先週水曜のデポルティーボ戦(0-1)では90分フル出場した。コーナーキックで3度のヘディングシュートを放つなど空中戦のターゲットとして機能し、最後の1分まで追加点を狙い続ける姿勢も印象的だった。
カルバハルの退団後、確実な右SBの補強は急務だった。移籍金2000万ユーロという条項が、ダンフリース獲得を市場最良の選択肢にした。7月28日の合流以来、戦術理解と守備強度でモウリーニョの信頼を素早くつかんでいる。また指揮官はフィオレンティーナ戦とデポルティーボ戦で、ダンフリースとトレントの同時起用も試した。ダンフリースが深い位置の右ウィングバックを担うことでトレントが内側に絞りゲームを組み立てられ、守備時は右サイドを二重封鎖する難攻不落の形が生まれる。
2人のプロフィールは対照的だ。トレントは世界屈指の技術を持つプレーメーカー、ダンフリースはフィジカルの塊。この対比がモウリーニョに試合ごとの選択肢を与えている。現時点では開幕スタメン最有力だが、マドリーでポジションを維持するには週ごとの競争に勝ち続けることが求められる。188cmの高さはセットプレーでも脅威となり(インテル時代にヘディングで8ゴール)、守備の献身・推進力・攻撃参加——モウリーニョが求める条件をすべて兼ね備えた右SBだ。指揮官は今、この選手の加入に満足しているに違いない。