AS2026年8月25日 19:31

モウリーニョ、「飢え」を煽る──チームが出来上がるまで、とにかく勝ち点を

スペイン紙『AS』が伝えた。「チームを作り上げながら、どんな手を使っても勝ち続ける」──ジョゼ・モウリーニョが7月11日にバルデベバスに戻って以来、繰り返し口にしているのはこのフレーズだ。特に9月21日の代表ウィーク初回まで、好スタートを切った方がチーム作りはずっとやりやすくなる。そして代表ウィーク直前にはメトロポリターノでのダービーが待っている。

完璧主義者のモウリーニョにとって頭の痛い問題が、スカッド内のフィジカルコンディションのばらつきだ。ハイセン、バルベルデ、ギュレル、ダンフリースらは十分なトレーニング量を積んでいるが、エムバペ、ベリンガム、コナテ、ククレジャらはそうではない。リーガ開幕戦では、一部の選手が他の選手の7倍ものトレーニングをこなした状態で臨んでいた。RCDEスタジアムでの劇的な逆転勝利の後、モウリーニョはこう指摘した──エスパニョールは「W杯に参加した選手が一人もおらず、何週間も前からチームとして動いていた」にもかかわらず、マドリーが徐々に相手を追い詰めたと。

✅「全員が同じ方向に漕いでいる」 トランジションをコントロールできないこと──彼のサッカーの基本──は課題として残るが、チームの同期化には時間が必要だという認識のもとで進んでいる。脚が揃うまでの間は「飢え」で補う。モウリーニョはその言葉を使って選手たちの闘争心を鼓舞している。過去2シーズン、チャンピオンズリーグ、リーガ、コパ・デル・レイのいずれかのタイトルを手にできなかった選手たちの「タイトルへの飢え」だ。バルデベバスには「金属の匂い」がある。開幕戦は完璧ではなかったが、気迫は十分だった。

✅強度は折り紙つき マドリーはエスパニョール戦でいくつかの場面で精彩を欠いたが、モウリーニョのチームに強度は絶対条件だ。デュエル勝利数はエスパニョールを上回り63対51。ボールロスト後の素早い回復は22対17。ボール奪取数も60対55とすべての指標でリード。

外から見れば強権的に映るかもしれないが、モウリーニョが求めているのは強制ではなく「納得と勝利」だ。バルデベバスの日常文化を作り上げている──日々の要求と組織の徹底、クルトワからエムバペまでの一体感。選手たちもこの方針に乗っている。クルトワは逆転勝利後に「チームのピッチ上での規律」と「モウリーニョが要求するもの」、そしてその効果がすでに見え始めていることを強調した。「全員が同じ方向に漕いでいる」──コルネジャ・エルプラット・スタジアムでのクルトワの言葉だ。

✅過密日程と切り札の帰還 代表ウィークまでの7試合のうち4試合がアウェイ──エスパニョール戦に続き、ビジャマリン、マルティネス・バレーロ、そしてメトロポリターノでの直接対決が待つ。それでも代表ウィーク明けにはミリタオの待望の復帰が見込まれており、指揮官にとっての明るい材料だ。

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