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MARCA2026年10月14日 16:51

レアル・マドリードが警戒するローマのマレン、2024年CL決勝の「リベンジ」へ──タクシー運転手の母と歩んだ道

スペイン紙『MARCA』が、CLでマドリーと対戦するローマのエース、ドニエル・マレンを特集した。 2024年のCL決勝でマドリーに敗れたオランダ人FWにとって、今回の一戦は、母の名にかけた「リベンジ」の舞台でもある。

✅ ローマ戦直前に一発退場

マレンにとって、日曜日はもどかしい一日だった。ローマがセリエA上位対決のコモ戦でスコアレスドローに終わったからではない。マレン自身が一発退場となり、30分以上を残してチームを10人にしてしまったからだ。 ガスペリーニ監督のチームはエースを欠きながら耐えきったが、マドリーとのCLの一戦を前に、マレンのプライドは傷ついた。 マドリーは、2024年にロンドンでの決勝でマレンから欧州王者の座を奪ったチームだ。

✅ ウェンブリーのスタンドには母がいた

マレンはウェンブリーでの決勝で、最後の10分間プレーした。マドリーが1-0とリードする中、延長戦に持ち込もうと必死のドルトムントで、エムレ・ジャンに代わってピッチに入った。 スタンドには、マレンの人生とキャリアを形作ってきた母の姿があった。

✅ タクシー運転手の母と2人で

物語は1999年1月19日、オランダのヴィーリンゲンで始まる。1924年に小さな堤防で本土とつながるまでは島だった場所だ。 マレンはブレーザントで、母マリスカ・マンスハンデンさんと2人で育った。スリナム系の父は別の人生を歩んだが、マレンは父とも4人の異母きょうだいとも良好な関係を保っている。 母はタクシー運転手として働き、マレンは母と母方の祖父母のもとで、田園と動物とボールに囲まれて育った。

✅ 週4日、往復160キロ

9歳のとき、アヤックスのスカウトが村を訪れ、母に「息子さんに興味がある」と伝えた。答えはイエスだった。 週に4日、母と息子は往復160キロを移動した。ブレーザントの静けさから、アムステルダムの喧騒へ。 楽な道ではなかった。10歳のときには成長が止まった時期もあった。それでもマレンは母に、憧れのアンリのようになりたい、アヤックス育ちのベルカンプのようになりたいと語っていた。

✅ アーセナルから「帰りたい」

やがてアヤックスでは物足りなくなり、納得のいかないことも見えてきた。そんなとき、憧れのアンリのクラブ、アーセナルから声がかかった。 ロンドンにもうまく適応し、2017年7月13日にはオーストラリアでのシドニーFC戦で、ヴェンゲル監督のもとトップチームデビューも果たした。 しかし、ロンドンは母にとって過酷な街だった。オセアニアから戻ったマレンは、母に「オランダに帰りたい」と告げた。数週間後には、PSVのアカデミーにいた。

✅ PSVで飛躍、ドルトムントでベリンガムとプレー

エリートへの階段を上ったのは、PSVの本拠地フィリップス・スタディオンだった。2018年2月3日にエールディヴィジデビュー。2019年9月6日には、クーマン監督のもとでオランダ代表デビューを飾り、ハンブルクでのドイツ戦(2-4)で3点目を決めた。 同じ年の12月に前十字靭帯を断裂したが、復帰後にゴールとアシストを量産し、ドルトムントが獲得に乗り出した。ドルトムントでは、フンメルス、ベリンガム、ハーランド、アデイェミらとロッカールームを共にした。

✅ ローマで6試合6ゴール

冷静で感情を表に出さず、何があっても心の平穏を崩さないように見えるマレンは、2024-25シーズンの冬の移籍市場でイングランドに戻った。アストン・ヴィラが2500万ユーロを支払った。 しかし思うようにはいかず、1年後にはローマへ。今夏、ローマは買い取りオプションを行使した。今季のセリエAでは、ここまで6試合で6ゴールを挙げている。 マドリーからもゴールを奪ったことがある。2024年10月10日、ドルトムントが64分まで0-2とリードしながら、最終的に5-2で逆転負けを喫した試合だ。 今週、マレンはモウリーニョ監督とマドリーにとって警戒すべき存在の一人になっている。

※ローマ戦の招集メンバーはこちら。

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