AS2026年8月28日 20:09

ハイセンの「再審査」

スペイン紙『AS』が伝えた。

心機一転──ディーン・ハイセンはそう誓っている。自分の1年目が期待に届かなかったことを、本人も自覚している。移籍金の重さとスペイン代表での輝きが生んだ高いハードルを背負ったが、ディーンはシーズンを通じて尻すぼみだった。ベルナベウでブーイングを浴び、決戦の地・ミュンヘン遠征ではベンチを温めた。ワールドカップ出場を逃した失望を咀嚼しながら、自己批判を続けてきた数か月。しかし今シーズンは違う。これは贖罪のシーズンだ。再審査の太鼓が鳴り始めている。

幕開けは上々だった。レアル・ソシエダ戦でハイセンはチーム3位のシュート数を記録し、セットプレーでも積極的に狙われている。ボール奪取でも3位タイ(4回)、パス成功数ではチームトップ(69本)をマーク。守備面での再生ぶりと、モウリーニョ監督が彼をビルドアップの核として位置づけていることを示す3つの数字だ。水曜日の夜にはチーム最多のボールタッチ数(92回)を記録し、ベルナルド・シルバ(88回)を上回り、3位バルベルデ(69回)には大きな差をつけた。

✅充実した夏 この復活に大きく寄与しているのが精神面の取り組みだ。自信を取り戻すための徹底した内面作業と、逆境でも流れに飲み込まれない意志。しかしそれと同じくらい、フィジカル面の変化も大きい。ワールドカップに出場しなかった選手たちは7週間という長い休暇を得たが、ハイセンはその期間を個別プランに充て、マルベーリャ・フットボールセンターで先行投資をした。長時間のセッション、時には1日2部練習。有酸素能力の強化と筋力アップに汗を流した。

昨季の苦さを払拭するための、目的意識のある夏だ。ハイセンはチーム8位のプレー時間(3,038分)を記録したが、内訳には注意が必要だ。当初は揺るぎないスタメンだったが、シーズン後半にリュディガーとミリタオに序列を逆転された。3月の中断以降は出場時間の51%しか消化できず、ミュンヘン遠征でも1分も出番がなかった。ハイセンは信頼を勝ち取れなかった。そこが今の出発点だ。

✅「より壁のよう」 バルデベバスでは彼のフィジカルの向上と日々のトレーニングへの姿勢が高く評価されている。「より壁のようになった」という声が伝わってくるほどで、個人としての確かなレベルアップを示している。プレシーズン中の軽傷を乗り越えた後、モウリーニョ監督はハイセンをスタメンに起用し続けており、コナテとともに最終ラインを形成する中央の柱として機能している。リュディガーより上の序列だ。ミリタオが合流すれば競争は激化するが、それはまだ先の話──クラブは10月末の復帰を見込んでいる。再発リスクがゼロになるまで復帰させないという方針は、交渉の余地なき原則だ。

それまでの間、出場時間は多く、チャンスも多く、ハイセンの見せ場も多くなる。クラブ史上DF最高額となる5800万ユーロに見合うパフォーマンスを見せられなかった1年目を経て、今まさに誓いを立てた。若い、非常に若い。成長の余地はある。その道を着実に歩んでいる。ディーン・ハイセンは、今シーズンが決して普通の1年ではないことを知っている。贖罪の時だ。あのざわめき、周囲の疑念を黙らせる時。再審査に臨む覚悟はできている。

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