元レアル・マドリードのカナレス、苦しかったマドリー時代を語る「後悔はしていない」
スペイン紙『MARCA』が伝えた。2010年に18歳でマドリーに加入したラシン・サンタンデールのセルヒオ・カナレス(35歳)が、Cadena SERのラジオ番組「El Larguero」に出演し、キャリアを振り返った。マドリーでの苦しい時期についても、「後悔はしていない」と語った。
✅ 「ラシンにはすべてを負っている」
メキシコから戻り、スペインでのプレーを選んだ理由について、カナレスは古巣への思いを語った。 「比べるつもりはないけど、ここは僕の家で、ラシンにはすべてを負っている。こんなキャリアを送れたのは幸運で、それはすべてラシンのおかげ。デビューさせてもらっただけじゃなく、小さい頃から選手としても人としても育ててもらった。だから少しでも恩返しをしたかった」
✅ 「エリートとしては、これが最後」
カナレスは、ラシンが引退前の最後のクラブになるだろうと考えている。 「今の時点で言えば、人生は大きく変わるものだけど、エリートレベルとしてはおそらくこれが最後。メキシコでの冒険は素晴らしかったから、何も否定はしないけどね。日々を大切にしている。自分が貢献できなくなったと感じたら、ラシンの重荷には絶対にならない」
✅ 10歳でバルサの誘いを断る
カナレスは10〜11歳の頃、バルサから誘いを受けたことも明かした。 「ブルネテの大会の後に話が始まって、何度かラ・マシアを見に行った。初めてのときはとても幼かった。すごく気に入ったし、憧れのリケルメを紹介してもらって最高の経験だった。でも両親と話して、家族全員の状況を変えないために残ることにした。あんなに小さいと、その一歩でプロになれる保証は誰にもないからね」
✅ 「マドリーは早すぎた?すべてには理由がある」
その後、カナレスはマドリーに加入した。 「マドリーが早すぎたかって?まあ、早いかどうかは……結局、すべてのことには理由がある。負傷の多かったキャリアが、戦うこと、困難を乗り越えることを教えてくれた」 「サンタンデールでの事情があって決めたんだ。マドリーと契約して、経験を積むために何年かレンタルに出るつもりだった。でもたくさん学んだし、何も後悔していない。あの1年の終わりに、1部リーグの選手であることがどういうことか、考え方がひっくり返った。それが、その後の負傷を乗り越える大きな力になった」
✅ 「人としては、とんでもない経験」
マドリーでの日々については、こう振り返った。 「マドリーではサッカー選手として大きく成長させられる。でも個人としては、とんでもない経験だ。18、19歳の選手に、すぐに多くのことが求められる。それは当然だけど、学校を出たばかりで、直面する状況に向き合う準備なんて何もしていないんだ」
✅ 「35歳で毎朝感謝している」
最後にカナレスは、これまでのキャリアへの誇りを口にした。 「サッカーで歩んできたキャリア、学んできたこと、出会ってきた状況をとても誇りに思っている。時間がたてば、違うやり方をすればよかったと思うこともあるけど、それも学びだ。35歳になっても好きなことを続けられて、毎朝感謝して目を覚ましている。今は続けて、楽しんで、引退する日には、できることはすべてやったと胸を張りたい」
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