AS2026年8月11日 14:51

モウリーニョが抱える「3人多い」問題

マドリーのモウリーニョは、ブダペストでの試合後にこう言い切りました。「私が求めるのは、負傷離脱中の選手を除いて20人のコンパクトなスカッドだ」

現在、チームには26名が在籍しており、長期離脱中のミリタオ、フェルラン・メンディ、ロドリゴの3名を引いても、希望より3人多い計算になります。

クラブはモウリーニョの要求に応えるため、この夏すでに2億2500万ユーロを投じました。ディオマンデ、ククレジャ、ダンフリース、コナテ、ベルナルド・シウバ、カルロス・エスピの6名を獲得しています。ロドリの補強は最後の仕上げとなるはずでしたが、マンチェスター・シティの中盤の要がクラブを袖にした格好となり、現時点で代替の中盤を市場で獲得する動きはないとスペイン紙『AS』が伝えています。

3人が余剰となる背景には、モウリーニョの戦術的な思想があります。ギュレルやベルナルド・シウバのように攻撃ラインから中盤まで複数ポジションをこなせる選手、あるいはベリンガムやダンフリース(インテリオールとしても試されている)のような多機能な選手を軸に据えることで、出場機会の少ない選手が生まれる構造になっています。

去就が注目される選手は複数います。

カマヴィンガについては、クラブは売却益を得たい意向ですが、この夏まだ有力なオファーは届いていません。本人は残留希望を示しているものの、トップクラブが名乗りを上げれば考えが変わる可能性もあります。モウリーニョはプレシーズンでの彼のパフォーマンスと練習への取り組みに驚かされているといいますが、クラブは放出の用意があります。

エンドリッキの期限付き移籍は、モウリーニョの指示によって最終的に撤回されました。代わって注目が集まるのはフェルラン・メンディで、左サイドバックのポジションは3名が競合する過密状態。負傷歴を踏まえてモウリーニョはほとんど当てにしておらず、クラブとしては整理したい立場ですが、本人に移籍の意思はありません。

ラウール・アセンシオは「モウリーニョを説得できる」と信じてプレシーズンに懸命に取り組んでいましたが、大腿直筋の筋肉系負傷で約6週間の離脱を余儀なくされました。これにより彼へのオファーが届く可能性はさらに低くなった、と同紙は伝えています。

モウリーニョが描くのは、すべてのポジションに控えを1枚ずつ置くシンプルな構成です。余剰が生じているのはセンターバック、左サイドバック、右インテリオール、そして9番のポジション。誰かが出れば状況は動きますが、このまま全員が残留する可能性も十分にある、と同紙は締めくくっています。

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