モウリーニョ「スペインの審判を信頼している」──ソシエダ戦前会見
スペイン紙『MARCA』が伝えた。レアル・マドリーは今季ベルナベウ初戦となるレアル・ソシエダ戦を迎える。ジョゼ・モウリーニョ監督は試合前日の会見で、ヴィニシウスへの対応、チュアメニの欠場、審判への見解、自身の変化などについて語った。
✅ソシエダ戦 「ホームでの第1戦だが、19試合中の1試合だ。どの勝点も大切だ。アイデンティティと優れた選手を持つ相手をリスペクトしながら勝つことが目標だ。手強い試合になる。エスパニョール戦では相手サポーターの後押しを感じた。明日は我々のサポーターに同じことを期待している。チームには同じ勝利への飢え、姿勢、粘り強さ、強さ、落ち着きを見せてほしい。サポーターにそれを感じ取ってもらえれば」
✅選手のコンディション 「エスパニョールは我々より高い強度で臨んできた。我々には長く準備してきた選手で構成されたベースがある。試合に出ることがコンディション向上のプロセスを加速させる。例えばククレジャのように、選手はプレーしなければならない。客観的・科学的なデータと私の経験を組み合わせて判断する。選手自身のフィーリングも重要だ」
✅ベルナベウ帰還 「ベルナベウが私を特別な形で迎えてほしいわけではない。チームを情熱をもって迎えてほしい。昨シーズン終盤、そのつながりは複雑な局面を迎えていた。今は白紙ではない。大事なのは私ではない。感情をコントロールして、普通に試合に臨める。3ポイントがかかっている以上、普通の試合ではないが。昨シーズンとは違う何かをチームに感じてほしい」
✅審判の問題とヴィニシウスへの扱い 「昨年は両チームの全試合を観ていたわけではないので、多くは言えない。ただ言えるのは、ヴィニシウスへの扱いが他の選手と明らかに違うということだ。ある悪循環に入り込んでいて、相手がやっていいと感じたらやる。小さな子供と同じだ──許す限りやり続ける。あの蹴りは攻撃的行為で退場だった。いくつかの点を除いて審判はとても良かった。ヴィニシウスへの蹴りへの退場を審判が見ていなかったのは理解できる。第4審判が判断しなかったのも理解できる。だがVARはその役割を十分に果たしていなかった。スペインの審判を信頼している。常にそうだ。チャンピオンズリーグでも同じだ。『ネグレイラの友人だ』などとは思わない。結果に影響を与えた判定もあったが、それは起きうることだ」
✅ヴィニシウスをめぐる悪循環と改善点 「ピッチ内と外の問題がある。差別的な侮辱でない限り、スタンドからの野次への反応はコントロールして改善できると思う。プレー中のファウルやPK──そこは審判の責任だ。私の性格で同じことをされたら、たぶく自分が退場になる。相手スタジアムとの関係は改善できる部分だ」
✅落ち着いたモウリーニョ 「今に始まったことではないが、より落ち着いて感情をコントロールできるようになってきた。困難な局面は必ずやってくる。怠慢な選手は見ていない。レアル・マドリーのために働いてほしい。そうしてくれている。選手たちや、ここで働く人たちが私の性格のダークサイドから守ってくれているのかもしれない」
✅スカッドは完成 「私の中では補強は終わった。でも市場はまだ開いている。ある選手が『出たい』と言いに来る可能性もゼロではない。頭の中では完成していて、追加の要望もない。満足している。誰かが去るなら嬉しくないが」
✅ベリンガム、ヴィニシウス、エムバペのトリオ 「最も難しいのはトップ選手がいない時、あるいは怪我で主力を欠く時だ。対戦相手に手の内を明かしすぎたくない──負けた後なら話は別だが。3人全員を使いたいし、プラス面は常にマイナスを上回る。私もそのために存在している」
✅バルベルデの適正位置 「必要に迫られて他の監督が右サイドバックで起用してきたが、私にとって彼は中盤の選手だ。目標や相手によって、より守備的にもより流動的にもなれる。チームには解決策が必要だ。今のサッカーではSBがウイングになることもあるし、トレントのように内側でプレーすることもある。番号にとらわれたくない──試合の中でポジションは流動的に変わる」
✅エスピとエムバペの共存 「一緒に使うことも考えられる。プレシーズンはエンドリッキを中心に進めてきたが、エスピは別のプロフィールだ。あの日エスパニョールが引いて守る中、キリアンが個人技を仕掛けようとしていた。カルロスが大事な役割を果たせると判断した。トレントと最前線のターゲットがいれば質も上がる」
✅チュアメニ欠場 「W杯で多くを消耗した、当然のことだ。2試合出場を外れたが、準決勝では出場した。問題があり、休暇だけでは十分な回復ができなかった。本人はやろうとしたが、苦しんだ状態でシーズンを始めることはできないと判断した」
✅過密日程 「不公平とは思わない。リーガが1週間遅らせてくれたことには感謝している。そうでなければ問題だった。この過密日程はポジティブな事情の結果だ。週3試合をこなさなければならない。苦しむ選手がいれば代わりの選手が出る」
✅エンドリッキの負傷 「何とも言えない。筋肉の問題で、腱に影響している。とても好きな選手で、他クラブから多くのアプローチがあったが手放したくなかった。アンチェロッティの最初の招集に入れるかどうか確信はないが、カルロは友人なので直接電話をくれるだろう」