AS2026年8月12日 18:21

ハイセン、伝説の4番を背負う覚悟

ディーン・ハイセン(21歳)にとって、マドリーでの第2章が幕を開けようとしている。スペイン紙『AS』が伝えた。

マドリディスタとしてのキャリアは、2025年6月のクラブワールドカップからスタートした。チームはタイトルを逃したものの、ハイセン個人はシャビ・アロンソ体制のなかで最も輝いた選手の一人として評価され、リーグ戦に入ってからも好調を維持した。

しかし、チームが連敗に沈み始めると、彼のパフォーマンスも急速に不安定になった。過剰な自信と時折見せる集中力の欠如が足を引っ張り、第24節には不要なPKを献上。レアル・ソシエダに追いつかれたその瞬間、ベルナベウからブーイングが降り注いだ。

まるで叱責が即効薬になったかのように、ハイセンはそこから修正された姿を見せ始めた。スペイン紙『AS』は「あのブーイングを境に、改善されたバージョンが現れた」と表現している。

今夏の新シーズンに向け、最初のアクションとして背番号4番の継承を自らSNSで発表した。セルヒオ・ラモスやフェルナンド・イエロが纏ってきた、マドリーの守備の系譜を象徴する番号だ。

ハイセンを語るうえでモウリーニョとの縁は欠かせない。モウリーニョはローマの監督時代、ユヴェントスにいたハイセンを期限付き移籍で招いた。ローマでのその5ヶ月間が、プレミアリーグへの跳躍台となり、やがてマドリーへの道を開いた。

マドリーは移籍金5000万ポンド(約5800万ユーロ)の解除条項を行使し、マラガ出身でアムステルダム生まれのハイセンを獲得した。クラブ史上最高額のCBである。

今夏のプレシーズン、バルデベバスで行われた2試合の練習マッチでは先発フル出場を果たした。ただ、フィオレンティーナとの最初の公式親善試合には軽い体の不調でオーストリア遠征に帯同できなかった。

1週間のフィジカル調整を経て、ブダペストでのフェレンツヴァーロシュ戦に復帰。後半45分間のプレーで調整を続けた。

そのフェレンツヴァーロシュ戦に新たなライバル、コナテは不在だった。元リバプールのフランス人CBは月曜日にようやく全体練習に合流した遅れ組の一人で、今週のア・コルーニャ遠征にも帯同していない。

ダビド・アラバの退団後、CBの正ポジションを巡っては5人が競合する構図となった。ハイセンにとって、伝統の4番を背負う意味は重い…。

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