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AS2026年9月24日 19:48

バルサ+69、アトレティコ+1、マドリーは0――レッドカード収支が示すもの

スペイン紙『AS』の副編集長トマス・ロンセロ氏が、同紙のコラムで21世紀のレッドカード収支を取り上げ、スペイン国内の審判がマドリーに不利な判定を続けていると強く主張した。

✅ 国内と欧州で違いすぎる判定

ロンセロ氏は、マドリーが今季も審判団をめぐって「困惑と憤り」の中にあると指摘。 クラブのRMTVが公開している動画は、国内大会(リーガ、コパ、スーペルコパ)と欧州の舞台とで、マドリーが受ける判定がまったく違うことを示しているだけだと擁護した。 ダービーでクティ・ロメロとイ・ガンインに「出なかった退場」についても、「もしアトレティコが被害者だったら、国を挙げてのスキャンダルになり、公式声明がいくつも出ていただろう」と皮肉った。

✅ 21世紀のレッドカード収支

同氏が根拠に挙げるのが、2000年代以降の「受けた退場」と「相手に出た退場」の差だ。 バルサは+69という圧倒的なプラス。アトレティコでさえ+1なのに対し、マドリーは0にとどまるという。 「スペインの審判にとって、マドリーは蹴られるのと同じだけ相手を蹴っていることになる。非現実的で、受け入れられず、事実に反する」と断じた。

✅ 欧州ではマドリー+13、バルサ+12

一方、同じ期間の欧州の大会では、マドリーが+13、バルサが+12とほぼ互角だという。 ロンセロ氏は、両クラブの攻守のスタイルや戦力はほぼ同等だという前提に立ち、国内だけで大きな差がついていることこそ異常だと訴えている。 また、ネグレイラ事件にも触れ、2001年からバルサと金銭的な関係を持っていたとされる元審判委員会副委員長の問題が、いまだ裁判に至っていないことを批判した。

✅ バルベルデをめぐる判定の差

昨季のベルナベウでのダービーでは、ムヌエラ・モンテロ主審が、バエナへの横からのタックルでバルベルデにレッドカードを出した。ロンセロ氏は「イエローが妥当だった」とみている。 ところが今回のダービーでは、バルベルデが足首を壊されかねないタックルを受けたのに、イエローカードすら出なかったと指摘した。

✅ 審判の選手への話し方

コラムは、審判の選手への接し方の違いにも踏み込んでいる。 オルティス・アリアス主審はバルサ対アスレティック戦で、ラミン・ヤマルに「とんでもない踏みつけをしたな」と声をかけながら、警告を出さなかったという。 同じ審判がラフィーニャに「その口ひげ、いいね」と話しかけていた一方、イ・ガンインのタックルを受けたバルベルデが警告しないのかと詰め寄ると、薄ら笑いを浮かべるだけだったと伝えている。

✅ セビージャ戦でも

さらに先週末のセビージャ対バルサ戦では、ラフィーニャがマルティネス・ムヌエラ主審に「2つ3つファウルを取ってくれ」と求め、主審が「もう彼らには言った」と応じる場面があったという。 ロンセロ氏は、中継では映らなかったロドリの肘打ちについても、VARでレッドカードに値したと主張している。

※本記事は、ASのTomás Roncero氏のコラム(意見記事)の内容を紹介したものです。

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