モウリーニョが去る日のために──彼が暴いたメディアの偽善と残すべき遺産
スペイン紙『AS』が伝えた。モウリーニョが初めてマドリーを去ったとき、「マドリーはフットボールをしていない」という批判の声も収まり、論争から解放されたファン同士の関係が元に戻った。今また彼が帰還したことを受け、同紙がモウリーニョ時代の真実を改めて問い直している。
✅モドリッチとメディアの偽善 当時モウリーニョはルカ・モドリッチの獲得を酷評された。ルカ・モドリッチを。その一点だけで反論は十分だろう。だが筆者がより強く訴えるのはメディアの偽善だ。「審判ではなくフットボールの話をしろ」と言い続けた媒体が、そのビジネスモデルの根幹に審判論争を置いていた。バルサがネグレイラ(審判組織幹部)に57万6190ユーロを支払っていたのはモウリーニョのリーグ優勝と同じシーズンのことだ。クリーンなフットボールを壊しているのはモウリーニョだという物語の裏で、何が起きていたのか。
✅モウリーニョが戦ったもの 彼が破壊しようとしたのは、マドリーが欧州で8年間一度も勝ち上がれないまま受け入れてきたバルサの覇権だった。多くのマドリディスタが彼を支持したのはその文脈においてだ。神格化するファンが現れたとしても、責任は彼ではなくファン側にある。同様に、自クラブのGKの退場を拍手で迎えた者たちこそ恥ずべきだ、と筆者は断じる。
✅再び対立の季節へ 今また彼が戻ってきた。🇪🇸スペインのスポーツ紙はほぼ一致団結してモウリーニョへの対立姿勢を取っている。「対立的スタイル」と批判しながら予防的に対立し続けるという矛盾を露わにしながら。筆者の願いはひとつだ。次にモウリーニョが去る日には、彼が強いチームを作り上げていてほしい。直近2シーズン、マドリーに欠けていたのはただそれだけだった。
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